weibo(微博)とは、中国の主に若いホワイトカラー層で近年流行している、Twitter に似たウェブサービスの名称です。
日本語的発音では「ウェイボー」と読みます。
中国ではTwitterへのアクセスが禁止 されていますが、その代わりに色々な会社がTwitter模倣サイトを運営しています。
その中でもsina が作った「新浪微博 」が最も利用者が多く、日本のマスコミなどでも「中国版ツイッター」などと呼ばれて紹介されることが最近増えています。
その新浪微博でも、本家Twitterと同じようにいわゆるAPIが公開されています 。
そのAPIを使い、アプリ(bot)を作ることも可能です。
今回はweiboでPHP動作のアプリを作るまでの手順を簡単にご紹介したいと思います。
ただし、細かい部分の説明は端折ってますので、botの仕組みを理解されており、かつ中国語の読解力がある方が対象です。予めご了承下さい。
また、事前にweiboのアカウントを取得 しておいて下さい。
1.開発者登録
まず開発者登録をします。
微博にログインした状態で、http://open.weibo.com にアクセスし、右上の编辑开发者信息から各必要事項を入力、送信します。
続きはこちらから
何やら領土をめぐる争いが激しくなってきましたので、所謂領海に関する知識をまとめてみます。
自国の領海に関しては、領土の基線からの距離に基づいて、3つの国際法的解釈があるようです。
当然ですが、遠くなるに従って、主権が及ばなくなっていきます。
領土の基線から12海里(約22km)までの水域。領土と同じく主権が及ぶ範囲ではあるが、外国船の通航は認められている。ただし、沿岸国の無害通航関連の法律順守を求められる。
接続水域とEEZについてはこちらから
日本では以前まで3.9Gと呼ばれていた4GのLTE(Long Term Evolution) 、実はこれにも規格が二つあります。
一つは日本勢(docomo/au/SoftBank)が採用した(する) FDD方式のLTE(周波数分割複信:LTE FDD)、そしてもう一つは、世界最大のキャリアである中国移動が主に推進しているTDD方式のLTE(時分割複信:TD-LTE)です。
中国移動は3Gの際にも独自のTD-SCDMA を推進していますが、これは世界的に全く採用されていません。そのせいで対応端末が不足している中国移動では3G普及の妨げになっています。
しかし、4GのTDD方式のLTEは、他の国でも採用が検討されています 。
そこで問題になるのが、各メーカーの端末です。
通信規格がバラバラでしたら、色んなモデルを作らなければならず、やっかいです。
本年10月に発売されると一部で報道されているiPhone5はどうなるのでしょうか?
iPhoneは今までハード的には世界的に共通でした。つまり、どこの国で発売されても対応できるようにしてきたのがiPhoneなのです。
さて、通信技術開発会社のクアルコムからあるチップセットが発表されました 。
MDM9615という通信チップセットです。
このチップセットは、4G LTEの両規格(LTE FDD/TD-LTE)、そして3G 全規格(W-CDMA:HSPA+/CDMA2000:EV-DO Rev.B/TD-SCDMA)をサポートするそうです。
iPhone5ではこのMDM9615が採用されるのではと噂されています。
つまり、このチップセットが採用されれば、iPhone5は世界中で4G規格を使える端末になります。
と、ここまでは通信規格の話です。
これ以外に世界中でさまざまな周波数(バンド)が使われています。各国、各キャリアの周波数にも対応しないと結局は世界中で使えないので、どうなるか結局は未知数 です。
先日発売された第3世代の新型iPadはFDD方式のLTEが採用されましたが、対応している周波数が日本と違ったため、日本で4G通信を使うことはできませんでした。
iPhone5には期待してもいいのでしょうか?!
ワクワクします。
日本時間で2012年9月13日、iPhone5が発表されました。
対応しているLTEの周波数によって、モデルが3つあるみたいです。
次期モデルあたりでは通信チップによって全対応で再び統一されるのでしょうか。
なお、LTEの規格は、FDD LTEで、TD-LTEには対応していないようですね。この噂は悪い方に外れてしまいました。
こういう通信的な部分で言えば、iPhone5は期待外れでしたね。auのLTEの本命周波数であるバンド18と26にも対応してないですし。
真に世界中で使えるiPhoneは次期5S/6になるのでしょうか・・
[GSMモデル A1428]
UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1900、2100MHz)、GSM/EDGE(850、900、1800、1900MHz)、LTE(バンド4および17)
[CDMAモデル A1429]
CDMA EV-DO Rev. AおよびRev. B(800、1900、2100MHz)、UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1900、2100MHz)、GSM/EDGE(850、900、1800、1900MHz)、LTE(バンド1、3、5、13、25)
[GSMモデル A1429]
UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1900、2100MHz)、GSM/EDGE(850、900、1800、1900MHz)、LTE(バンド1、3、5)
これを見る限りでは、CDMA2000に対応している上にLTEの対応周波数の多い「CDMAモデル A1429」が良さそうに思えます。
日本への一時帰国でb-mobileSIMを実際に使用してみました。
b-mobileSIM とは日本通信が始めたサービスで、SIMフリー機などに差して使うデータ通信専用のSIMカード。
利点は短期間(1ヶ月から)の使用が可能で、面倒な登録費用などが不要な所。プロバイダとかもいりません。
即ち、私のように海外生活している人が一時帰国した際にインターネットをするのに適しています。
注目すべきは、回線がdocomoのFOMAな点。つまり、全国津々浦々で使える広いエリア です。
但し、3G回線ですが、通信速度は300Kbpsに押さえられています。
また、データ通信専用なので、音声通話は使えません。
1ヶ月だと2980円の固定料金と安いのでしょうがないですね。
一時帰国に限らず、iPadなどの通信機能付き端末で使うのもありでしょう。もちろん端末自体がSIMフリーである事が条件ですが(あるいはdocomoの端末 )。
私は香港で購入したNokiaのE71 という携帯に差して使いました。
この携帯には、無線LANテザリングのアプリ(後述)も入れていますから、ノートパソコンでネットするにも便利。
つまり無線LANを介して、まずパソコンと携帯電話を接続し、携帯の3G回線を通じてインターネットにアクセスするわけです。
また、Skypeのアプリも入れていますから、データ通信専用とはいえ、音声通話も不可能ではないのです。
Skype同士はもちろん、SkypeOutやSkypeInを使えばね。
b-mobileSIM自体は、ネットで注文・決済可能ですし、帰国前に申し込んで、実家やホテルなどの一時滞在先に送っておけば良いでしょう。送料は無料ですし。
私も帰国前に滞在先のホテルに送ってもらいました。
ただ、最初の開通手続き に携帯電話やPHSが必須です。本人のでなくてもいいので、ご親戚や友人の携帯をちょっと使わせてもらえばいいでしょう。簡単です。
ところが、早速使おうとするとトラブル発生!
E71にSIMを差すと、SIMと回線の認識はしてくれるのですが、肝心のネットワークに接続出来ない・・という状態でした。
もちろん開通手続きもちゃんと済ませています。
何度電源を入れ直しても効果なし。
あ~あ、2980円無駄になっちまったか~。しかしあきらめ切れず。
どうしたものか・・とググる先生で検索・・答え がありました。
ネット上の回答は英語端末での設定だったので、私の中国語端末では多少戸惑いましたが、何とか成功!!
ポイントは「Packet data connection」を「When available」にすることです。中国語だと「有网络信号时」ですね。ここは恐らく初期設定のままだと駄目です。
私の場合、「Access point」は空白のままでも大丈夫でした。
実際使ってみて、携帯端末で使う分には300Kbpsでも十分な速度かと。Skypeアプリも一応使えましたしね。
また、Symbian向け無線LANテザリングアプリのJoikuSpot もちゃんと使えました。
b-mobileの設定方法 (Nokia E71の場合 )
1)Menu→Tools→Settings→Connection→Packet data
Packet data connection:Whenavailable
2)Menu→Tools→Settings→Connection→Access points→Options:New access point
Conection name:bmobile(任意)
Data bearer:Packet data
Access point name:dm.jplat.net
User name:bmobile@u300
Prompt password:No
Password:bmobile
Authentication:Secure
Homepage:None
いや、しかし・・
中国携帯キャリアの国際ローミング@日本はすごく安くなっていますし、こんな便利なサービスまで出て来たとなると、禿のプリペイド はますます使う機会がなくなるなあ・・
ちなみに、iPhone4向けにmicro-SIM も出ています。通話が出来るバージョン もあるようです。
どんどん便利な世の中になっていますね。
追記:
日本でも自由なデータ通信の時代が始まっています。
ここ に詳しいですが、いろんなMVNO業者からdocomo回線を使ったモバイルデータ通信プランが出ています。
安いものだと、月に1000円くらいから使えます。ただ、これらはプリペイドではありませんので、b-mobileSIMのように短期間のみ使うのには向きません。日本に住んでいる方向けですね。
また、通信速度は100Kbpsくらいなので、b-mobileSIMに劣りますが、プランによっては必要な場合だけクーポンを購入することで、一時的に通信速度を大幅に上げることができたりします(LTEなど)。
どんどん便利な世の中になっていますね。
中国の携帯キャリア、聯通(China Unicom)にがっかりした後で、今度はびっくりしました。
先に書いたように、国際電話にも国際ローミングにも「1000元の保証金がいる」とされていたのですが、使い始めてまだ二ヶ月程度にも関わらず、なぜかすでにシルバー会員になっており、それにより、国際電話も国際ローミングも電話一本ですぐに開通できました!!
びっくりです!!中国移動だと国際ローミング開通出来るまで半年くらいかかりましたからね。シルバー会員に至っては、丸3年かかりましたよ→移動・・
ということで、今の番号を日本でもそのまま使えるようになりました。
また、懸念だった国際ローミングの価格ですが、移動 に続き、聯通でも大幅に値下げされた ようです。
しかも・・安かったあの移動 よりも更に安いんですよ!
【国際ローミング@日本 比較表】
日本国内にいる場合(国際漫遊)
移動
聯通
日本国内通話(発信&着信)/分
1.99元
1.86元
日本から中国への通話/分
4.99元
4.86元
日本から中国へのショートメール/通
0.89元
0.86元
データ通信/KB
0.02元
0.01元
大差はありませんが、聯通が安くなってよかった!!
しかも、この一時帰国前に・・ラッキー!!
しかし、まだ国際電話が高いんですよね。
広東省の移動だと、「12593」を先にダイヤルするIP電話だと日本の固定電話まで0.39元/分(携帯電話までだと0.99元/分)なんです 。
どうやら聯通でも広東省の場合は同じような感じみたい なので、江蘇省でもそうなって欲しいところです。
追記(2012.05.23):
上海の商店で売られている聯通3G(186)のSIMカードを買ってみました。100元で100元分の通話料金が入っていました。このカードは身分証などの登録も必要ありませんでした。
なお、プラン を選ぶこともできます。センターにショートメールを送ることでプランの選択ができるのですが、すぐにそのプランを有効にするには、プラン選択命令文の後ろにLを付ける必要があるようです(例:96元Aプラン:3GJB96Lを10011に送る)。Lを付けないとプランの有効化が次の月からになってしまいます。
またこのカードは、初めから国際電話がかけられ、国際ローミングもできました(香港では実証済み)。いつの間にやら超便利になっていますね!!
ちなみに、国際電話をかける時には、頭に10193を付けることで、1.99元/分となります。付けないと高くなるので、付けた方がいいでしょう。一応は2012年末までのキャンペーンということのようですが、延長になる可能性も高そうです。
以上の詳細は、10010に電話して確認して下さい。
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