フォントにこだわったこの10年
お母さんからフォントにこだわれと言われました。お母さんからフォントにこだわれと言われました。お母さんからフォントにこだわれと言われました。お母さんからフォントにこだわれと言われました。お母さんからフォントにこだわれと言われました。
私がフォントに注目したのは、Windows Vistaを買った時。2007年頃だったか。
そしてたまたま訪問したニュースサイトでメイリオが使われており、文字表示の綺麗さに驚いてからだ。
それまでWindowsでは、MSゴシックというフォントが使われており、ガタガタのそれに慣れすぎていた。
メイリオを知り、私はフォントを変えれば表示が綺麗になるのだと思った。
そしてMacを見るとヒラギノというフォントが入っており、それまた美しく、羨ましく思って、入手し、Windowsに入れた。数年後のことだ。
ところが、CSSでヒラギノを指定しているウェブサイトを見ると、思ったほど綺麗でなく、ボヤけ具合にガッカリしたものだ。
もちろん自分のサイトのfont-familyはヒラギノを指定していた。
なぜか?!
実はフォントの差ではなく、レンダリングの差。
Microsoftはフォントにこだわっていないのは事実だが(メイリオや游ゴシックを入れたのでだいぶ改善してきてるようだが)、それ以上にWindowsはフォントを表示するレンダリングに欠陥を抱えているのだった。
レンダリングさえしっかりされれば、MSゴシックすらまともに見えるのだ。
メイリオが綺麗に見えたのは、メイリオだけレンダリングを特別に調整しているかららしい。
その後Windows OSも何度か新しくなり、次こそは..と毎回思っていたが、ほとんど改められてない。
英語などはアルファベットのみでそもそも文字種類が少ないが、日本語や中国語はしっかりしないと汚い表示のフォントになるのだ。
Windowsでも、まともな文字表示ができるようになってほしいものだ。
以前からこのブログではWebフォントを使うようになっているが、Windowsだと汚い表示になる。
今現在は有効な策がないので、Windowsからのアクセスはメイリオで表示する設定にし、他のOSだとWebフォントで表示されるようにしている。
実際の表示の違いを確かめるため、比較したブラウザのキャプチャ画像が下記である。Windowsでメイリオの場合とWebフォントの場合、そしてMacでWebフォントの場合の3種類だ。
WendowsのWebフォントレンダリングが酷い有様だ。
私もデザイナーの端くれの一人として、フォントをこの10年ずっと追求してきた。
Appleの公式ページもWebフォントを使ってるし、以前から彼らはフォントにこだわってたのは事実だ。創業者もカリグラフィーが専門だからね。
しかし、無料のubuntuなどですら、綺麗なレンダリングなのだ!
なぜ一番高価なWindowsが一番汚いのか理解に苦しむ。
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