
皆さんは海外旅行や海外出張の際、どこで現地通貨に両替していますか?
まず問題外なのが、日本の空港での両替だと思います。
余程のことがない限り、レートの超悪い日本の空港で両替することはお勧めできません。
次にお勧めできないのが、現地到着後の空港での両替。
これも大抵の場合、レートがあまり良くなかったり、手数料が高かったりします(日本の空港での両替よりはマシですが)。
基本になるのが、現地に到着して、街へ移動してから、現地の銀行や両替商での両替。
そこそこのレートと手数料で両替できます(ただしホテルなどで両替するとレートが悪いことが多いです)。
一番良さそうなのが、現地空港にあるATMでのクレジットカードを使ったキャッシングです。
間違えないで下さい、現地ATMで使えるキャッシュカードではないです、クレジットカードのキャッシングです。
海外で使えるキャッシュカードは良くない両替方法の一つです。レートが超悪いです。
一般の日本人はクレジットカードのキャッシングは手数料や金利が高い、キャッシングなら手数料も金利もかからない・・と思っています。しかしそこが落とし穴。それは国内利用での話です。
海外でのキャッシュカードによる現金引き出しは、当たり前ですがレートというモノが存在し、ずる賢い銀行はそのレートを悪くすることで暴利を得ています。
海外において、クレジットカードでキャッシングはレートがとてもいい事が多いです。
もちろん金利は発生しますが、レートが現金両替に比べ良く、手数料も低い場合が多いので、トータルで比べると一番良い両替レートになることが多いのです!!
これらは海外旅行フリークが昔から言っていたことですが、今回実際に試してみました。
場所は香港。 使ったのはVISAのクレジットカード。
日時は6月1日。1日ですから、金利が多めにかかる日です。
HSBCのATMで100香港ドルキャッシングしました。
当日、重慶マンションにある比較的レートの良いと思われる両替商では、1398.6円=HKD100でした。
それからしばらくし、カードの請求書が到着・・
結果、金利分合わせても、クレジットカードのキャッシングの請求は、1390円=HKD100でした。
金利期間の少ない下旬でしたら、もっとお得だったでしょう。
大差ないですが噂は本当ぽいです。
いちいち銀行で両替に並ぶよりも、レートの悪い空港で両替するよりも、 空港のATMでキャッシングした方が賢いですね。
ただし、楽天カードのように罠がある場合もあるのでご注意を・・
あ、もちろんクレジットカード払いができるお店では直接クレジットカードで払った方が金利がかからない分トクになります。
ホテルなどでは大抵クレジットカードが使えますので、そこも考えてキャッシング額を調整してみて下さい。
以上ご参考になれば幸いです。
海外に住んでいると日本の本が恋しくなることがあります。
今では本のネット販売が進んでいて、ネット上で注文・決済して、多くの場合送料無料で自宅まで届けてもらえます。
しかし、海外だと送付が面倒ですし、それなりに費用がかかってしまいます。
今まで私は、実家から転送してもらったり、出張に来る人に持ってきてもらったりしていました。
これでは時間もお金も余計にかかってしまいますね・・
今回はそれを大きくカイゼンするソリューションをご紹介します!
1、中国購買王
スコアジャパンというクーリエの会社が運営するサイトです。
日本の書籍をネット上で購入し、そのまま中国などに送ることが出来ます。
本を買ってそのまま送れる手軽さと、送料が安いのが魅力的です。
送料ですが、500円/kgです。コミック本なら大体200g/冊ということですから、500円の送料で5冊まで送れますから、1冊当たり100円の送料となります。
比較情報として、以前少し調べたのですが、香港などにある日本語書籍販売の本屋さんで買うと、以下のようでした。
香港の本屋さんのレート:YEN300=HKD39
実際のレート:YEN300=HKD23.18 ※レートはネットにて確認(2009/4/13)
つまり、約1.68倍の価格ですね。正直高いです・・
計算すると、大体750円以上の本を購入する際は、先にあげたネットの本屋の方がお得になるようです。
39*X=23.18*X+38.63(500円送料)
39*X-23.18*X=38.63
15.82*X=38.63
X=2.44
2.44*300=732
<例>
香港の本屋さん:YEN800の本=HKD104=つまり実際はYEN1345
中国購買王:YEN800の本+送料YEN500(1kgまで)=YEN1300
2、BOOKSCAN
これは本をスキャンしてくれるサービスです。
アイデアの裏技としてどうでしょうか・・?
(実はまだ試していませんので自己責任でお願いします)
このサービスは、1冊当たり100円で、自分の本をスキャンして、PDF化してくれるというサービスです。
アマゾンなどのネット上の本屋さんで本を買い、それを直接BOOKSCANに送付、スキャンしてもらって、PDFデータをメールで受け取るという方法です。メールなら海外でも送料がかかりません。
つまり、プラス100円すれば海外で日本の本を読むことが出来る、という訳です。
しかもオプションでOCRもしてくれるそうなので、パソコンなどで本の内容の検索も可能になります。
iPadなどのブックリーダーをお持ちならますます便利でしょう!
以上お役に立てば幸いです。
追記:
BOOKSCANですが、アマゾンなどから直接送るにはプレミアムサービスに申込む必要があるようです・・9980円/月とかなり高額・・よほどの本好きじゃないとコレじゃ・・残念ですねー。
類似サービスの「スキャポン」ですと、標準で対応してくれるようですが、現在新規受付が停止中です・・
あと両者ともだと思うのですが、かなり盛況のようで、申し込んでから実際にスキャンされるまで相当時間がかかるみたいです。数カ月待ちのようで・・
追記2:
2011年4月18日現在、スキャポンのサービスが更新されていました。
アマゾンなどから直送してスキャンしてくれるサービスの料金が改定され、新規受け付けも始まったようです。
料金の方ですが、1ヶ月5冊で1350円(1冊当たり270円)からとなっています。支払いは銀行振り込みやペイパルがあります。
PDFファイルで納品され、OCR処理も標準でされるそうなので、電子ブックとしては最適でしょう。
海外に住まわれて日本の本が買えない方、送料が高くて困っている方には朗報かと思います。
納期の方も本が届いてから7日以内となっていますので、悪くないと思います。
カテゴリー: 中国生活向上委員会 タグ: BOOKSCAN, imageFORMULA, iPad, OCR, PDF, ScanSnap, スキャポン, 中国, 中国購買王, 日本の本, 本屋, 比較, 海外, 香港
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