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残業地獄からの脱出

2025 年 2 月 17 日 コメントはありません

私はかつて、趣味のゲームに没頭しすぎて、友人との交流をほとんど絶ってしまった時期がありました。オンラインの世界での成果が現実世界の充実感に取って代わり、気づけば周りには誰もいなくなっていたのです。しかし、ある日、鏡に映る自分の姿を見て愕然としました。そこには、生気のない顔をした、ただのゲームオタクがいたのです。

このままではいけない。そう思った私は、一念発起して新しい趣味を始めることにしました。それが、意外にも「料理」だったのです。最初は戸惑いましたが、レシピ通りに作ってみると、意外と美味しくできることに感動しました。料理を通じて、食の大切さや、誰かのために何かを作る喜びを知り、少しずつですが、人間関係も修復していきました。

さて、今回のテーマは「残業地獄からの脱出」です。一見、料理とは関係ないように思えるかもしれませんが、実は、過酷な労働環境から抜け出すためには、新しい趣味や興味を持つことが、大きなきっかけになることがあるのです。

## 1. 終わりの見えない残業の日々

かつての私は、まさに「社畜」という言葉がぴったりな人間でした。IT企業でシステムエンジニアとして働いていたのですが、プロジェクトが炎上続きで、毎日終電まで残業するのが当たり前。月に120時間以上の残業はザラで、家に帰っても寝るだけの生活。週末は疲れて動けず、ひたすら寝て過ごすという、まさに負のスパイラルに陥っていました。

そんな生活が続くと、心身ともに疲弊してきます。朝起きるのが辛い、仕事に行くのが憂鬱、常にイライラしている。そんな状態が続くと、集中力も低下し、ミスも増えて、さらに残業が増えるという悪循環。当時の私は、まさにそんな状態でした。

「このままでは、本当にダメになる…」

そう感じた私は、何とかしてこの状況から抜け出したいと考えるようになりました。

## 2. 転職という選択肢

残業地獄から抜け出す方法として、まず思い浮かんだのが「転職」でした。しかし、当時の私は、転職に対して大きな不安を感じていました。

  • 「本当に転職できるのだろうか?」
  • 「今の会社よりも良い条件の会社なんてあるのだろうか?」
  • 「転職活動をする時間なんてない…」

そんな不安を抱えながらも、私は転職活動を始めることにしました。まずは、転職サイトに登録し、自分のスキルや経験に合った求人を探しました。しかし、なかなか良い求人が見つからず、焦りを感じる日々が続きました。

そんな時、友人から「転職エージェント」という存在を教えてもらいました。転職エージェントは、求職者の希望やスキルに合った求人を紹介してくれるだけでなく、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策など、転職活動全般をサポートしてくれるというのです。

藁にもすがる思いで、私は転職エージェントに登録し、相談に乗ってもらうことにしました。

## 3. ホワイト企業との出会い

転職エージェントとの面談を通じて、私は自分のキャリアプランや希望条件を明確にすることができました。また、エージェントからは、私のスキルや経験に合った、いくつかの企業の求人を紹介してもらいました。

その中で、特に興味を惹かれたのが、あるIT企業の求人でした。その企業は、残業時間が少なく、福利厚生も充実しており、社員のワークライフバランスを重視しているというのです。

「こんな会社があるのか…」

半信半疑ながらも、私はその企業に応募することにしました。そして、書類選考、面接を経て、見事内定を勝ち取ることができたのです。

## 4. 残業地獄からの脱出、そして新たな生活

転職が決まり、私は長年苦しめられてきた残業地獄から、ついに解放されることになりました。新しい会社では、残業時間は月20時間程度。定時で帰れる日も多く、自分の時間を自由に使えるようになりました。

仕事終わりに、趣味の料理教室に通ったり、ジムで体を動かしたり、友人と食事に行ったり。以前の私では考えられなかったような、充実した日々を送ることができるようになりました。

また、精神的にも余裕ができたことで、仕事に対するモチベーションも向上しました。新しい知識やスキルを積極的に学び、仕事の成果も上がるようになりました。

転職して本当に良かった。そう心から思えるようになりました。

## 5. 転職を成功させるための秘訣

私が転職を成功させることができたのは、以下の3つのポイントを意識したからです。

  • 自己分析を徹底的に行う:自分の強みや弱み、キャリアプラン、希望条件などを明確にすることが重要です。
  • 情報収集を怠らない:転職サイトや転職エージェントを活用し、企業の情報を集めましょう。企業の口コミサイトなども参考になります。
  • 諦めない気持ちを持つ:転職活動は、時間も労力もかかる大変な作業です。しかし、諦めずに根気強く続けることが大切です。

## 6. 転職活動に役立つサービス

私が実際に転職活動で活用した、おすすめのサービスを6つご紹介します。

  • OpenWork:企業の口コミサイト。企業の評判や年収、残業時間などを知ることができます。
  • OneCareer:就活生や転職者のESの内容や面接での質問を見れるため、準備段階に有用です。
  • 転職会議:企業の口コミサイトです。OpenWorkの転職特価ばんだと思ってください。給与明細も見れます。
  • Doda:スキルや経験に合った求人情報を提供し、キャリアのアップデートに役立つサイトです。
  • リクルートエージェント:信頼性の高い転職エージェント。プロのアドバイザーが転職活動をサポートしてくれます。
  • 早慶合同就活会議:書類選考時のwebテストの解答集を販売しています。テスト対策時間を0にできるのに加えて、テストも身構えずとも楽に高得点を取ることができます。

特に、Webテスト対策には、「早慶合同就活会議」のWebテスト解答集がおすすめです。私も実際に活用しましたが、正答率が高く、データ量も豊富なので、非常に役立ちました。ローカルファイルとして開くことができるので、企業の監視にも引っかかることなくテストを受験できます。

## 7. まとめ

残業地獄からの脱出は、決して簡単なことではありません。しかし、諦めずに努力すれば、必ず道は開けます。もし、あなたが今の仕事に不満を感じているなら、転職を検討してみてはいかがでしょうか。きっと、新しい世界が待っているはずです。

最後に、私の好きな言葉を紹介します。

「未来を変えるために、今、行動しよう」

あなたの未来が、輝かしいものになることを願っています。

【転職します】「どこに行っても同じ」は本当か?

2017 年 2 月 17 日 コメントはありません

つい最近、勤務先で、入ったばかりの中途採用の人が辞める騒ぎがあった。
いい辞め方ではなかった。
神田昌典によると、辞める時にこそ会社の、そしてその人の本質的な部分が出るらしい。

実は私は何度も転職している。ジョブホッパーである。
その時々で辞める理由は色々あったが、会社がとにかく嫌になり辞めたのは前職だけだ。

私は一部上場企業の子会社に2社ほど正社員で働いた他、中小企業でも何社か勤めたことがある。
前職は中小企業だったが、その業界では割と有名な会社で、業界の古参会社の一つだった。
残念な事にその古さが仇になり、近年は業績が下がり、社内のモラルやモチベーションが大幅に低下していた。なお、ボーナスは全くと言っていいほど出てなかった。
しかし、折からの不景気で、職を求める人は少なくない。社員が辞めてもいくらでも代わりがいて、構わないと思っているようだった。

前職では入社早々直属のボスに嫌われた。理由がよく分からなかった。
私のボスはその会社の古参で、私と歳がさほど違わないにも関わらず、経営陣の末席に入っていた。
しかし、社内経験は豊富だが、その仕事本来の経験は不足していた。ひょっとすると、劣等感があったのかも知れない。高校を出ていないともっぱらの噂だった。彼のいない飲み会の席で誰となく「アイツは中卒なんだよ~」と何度か聞いた。
社長の犬で、現場を知らないため、上司にしたい人ランキングで間違いなく上位に来ないであろう人であった..
信頼関係が成り立たなかった。

人の悩みは健康、金銭、人間関係に集約される。
前職は人間関係が最悪だった。
ボスとの関係以外でも色々面倒な人間関係が多かった。刺青をした社員が跋扈しており、私は入って早々辞めたくなり、転職活動を始めた。
しかし、世間の風は冷たく、面接すらなかなか決まらなかった。

それから私は耐えた。
社内で仕事をこなしつつ、周りが見切りを付けて去って行くのを見ていた。それでも耐えていた。
唯一の救いが、社内の友人だった。彼とはよく呑みに行き、愚痴を言い合った。
傷を舐めあっていた..

時に手段を選ばず、恥を忍んで古い知り合いに連絡を取り、新天地を求めたが、転職はタイミングだ。なかなかなかった。
転職する場合、まず履歴書などの書類を通常送るが、企業も大量の応募書類と格闘しているのだろう、面接に辿り着けないことが殆どだった。
私は転職が多く、その都度何度も面接をこなしており、かなり面接慣れしてる方だ。業界での経験もそれなりにある。面接まで行ければ自信はあった。

前職に勤めて約1年半、耐えながら少しずつ転職活動を続けた結果、ようやく次々に面接のチャンスが訪れた。
そしてほぼ同時期に3社から内定をもらった。そのどれもがやってみたいと思う会社だった。
1社は年商数百億の大手。提示された給与は十分過ぎるほど。もう1社は小さい会社だが、アットホームな様子で、人間関係に疲れた私には魅力的だった。
しかし結果としてその2社をお断りし、今の会社に決めた。
地理的条件やバランスが決め手だった。

ここで転職したい人に言いたいのは、嫌でも何でも、基本的に次が見つかるまでは耐えて欲しいということだ(生きる死ぬなら話は別だ)。
シャープの早期退職者へのアンケートだと、多くが辞めた後も次が決まってないらしい。
可能であれば次が決まってから辞めるのが吉だ。
会社にムカついている人は、一旦クッションを置いて、意地でも居座ってサラリーマンしながら次を探して欲しい。
すぐに反応してはダメだ。死んだ目をしてそのまま流し、振り返って冷静に見つめる。そして淡々と処理し、粛々と転職活動を続けて欲しい。

さて、私が前職の先輩から言われたのは、「どこに行っても同じ」だ。つまり、転職してもしょうがない、変わらないということである。
ある意味正しいのだろうが、当たり前だが転職すると人生が変わることが多い。
新しい環境、新しい人。場が変わるのだから当然だ。
彼は私たちと同じように会社に不満を持っていた。その先輩は自分で嫌な所に自らの人生を捧げるのだろうか。
どこに行っても同じ、とは、自分に言い聞かせていたのかも知れない。

いくつもの会社を渡り歩いた私だからこそ断言するが、会社それぞれに人の扱いが違う。給与や待遇だけでなく、社員に対する意識が違うのだ。
くれぐれもどこに行っても同じなどと思って諦めてはいけない。
自分を高く買ってくれるところを探そうよ。

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