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日本の世代間闘争

2013 年 2 月 13 日 コメントはありません

まずはこちらをぜひご覧頂きたい。

席を譲らなかった若者
(ハイキング帰りらしい)高齢者組の男性が「最近の若い者は年寄りを立たせても平気なんだから」「ちょっと前は罪悪感からか寝たふりをしたもんだが、最近じゃ寝たフリもしないからふてぶてしい」などと、かなり大きな声で話しているのが耳に入ってきたからだ。
どうも自分の前にいる若者に席を譲らせて女性2人を座らせたかったらしい。

ここまで嫌味っぽく言われると、まったく関係ない第三者の私だってちょっと気分が悪い。すっかり眠気が覚めてしまった。反対側にいる私が席を譲れば、もう1人ぐらい誰か立ってくれるだろうと思って腰を浮かせかかった瞬間、サングラスの若者が口を開いた。

「あんたたちさぁ、山は歩けるのに電車では立てないの? それっておかしくない? 遊んできたんだろ? こっちはこれから仕事に行くところなんだよ。だいたいさぁ、俺みたいなヤツが土曜日も働いてあんたたちの年金を作ってやってるんだって分かってる? 俺があんたみたいなジジイになったら年金なんてもらえなくて、優雅に山登りなんてやっていられないんだよ。とにかく座りたかったらシルバーシートに行けよ」

14兆、みんなで使えば怖くない
100人のムラに100億円あったとします。
このムラの人々は、各自1000万円もあればほしいものを全て手に入れることが出来ますが、それより少ない金額は全て使ってしまいます。
ただし、99人は100万円しか持ってなくて、1人が残り99億とんで100万円を持っています。
ここで問題です。

Q:
1) 当初の状態で消費されるのはいくら?
2) 99億とんで100万円持っている1人が9億9000万を99人のムラビトに均等に配ったら、消費されるのはいくら?

A:
1) 1000+99*100 = 1億900万円
2) 1000*100 = 10億円

1億とんで900万円が、10億円に。消費は10倍に伸びたことになります。
もちろんこのムラビトたちは過度に単純化された人々で、実際のところ持っているカネが増えればほしいものもある程度は増えるのでこうは行きませんが、現実問題として、カネがどう使われているかは、総額でいくらあるか以上に、それがどのように分布しているかに大きく左右されるというのはこれでお分かりいただけるかと。

正規雇用と不正規雇用の間にある格差。
しかし、この格差以上に深刻なのが、世代間の格差である、と思う。

まず、生涯収入の格差を見てみよう。

世代別生涯賃金(参考1/参考2)
大正世代 1912~1926生 2億2000万円
昭和ヒトケタ世代 1927~1934生 2億9000万円
戦前生まれ世代 1935~1943生 3億6000万円
プレ団塊世代 1944~1946生 3億9000万円
団塊世代 1947~1949生 3億9726万円
しらけ世代 1950~1959生 3億2000万円
新人類世代 1960~1964生 3億2000万円
バブル世代 1965~1969生 3億3018万円
団塊ジュニア世代 1970~1974生 2億6000万円
就職氷河期世代 1975~1981生 2億1924万円
デイトレーダー世代 1982~1986生 3億0000万円

このように、恵まれた団塊世代と恵まれない就職氷河期世代では、生涯収入で1.8億円もの差がある。
恵まれない世代がこれから最も金のかかる世代になります。住宅や教育にお金がかかる。つまり、お金を使う人々。なのにお金がない。
これでは世間にお金が回らない。回らなければ不景気が続く。
この生涯収入の差を如実に物語るのが、以下のデータである。

さらにデータが示す世代間の歴然たる格差

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