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なぜ品質は過剰なほど良くなるのか

2014 年 6 月 28 日 コメントはありません

品質に関わる仕事をしていると色々なタイプの人に出会う。
基準的な品質をクリアしているとしても、個人主観の品質をクリアしていないとして問題と言う人。
例えば、使用上や法律的、規格的な基準はクリアしていたとしても、パッケージの印刷が悪いとして、何度も作り直しになることがある
当然パッケージの品質も消費者に魅力を訴えるポイントとなるので、ある程度のレベルを求めるのは理解できるが、虫眼鏡を使わないと写真にすら写らないレベルまでこだわる人もいる。

世間一般では、品質にそこまでこだわり、商品価値を高めることは悪いことではなく、むしろ良いこととされている。
そしてなぜ品質が過剰なほど良くなるのかは、ここに原因がある。
それは、周りの誰もが「そこまでしなくていいじゃん」と言えないからだ。
そう言ってしまうと、万が一の時に責任を取らされるのである。
多くの会社では、規格基準よりもより高い品質を自社の標準としていることだろう。
100kgの過重に耐えるのが規格基準なら、200kgで実験し、安全性を保証する、といった具体に。

仮に品質を高めることだけが素晴らしいことであり、売れる一番の要因であるなら、日本の製品は今でも世界を席巻していたことだろう。
臆病で慎重な日本人気質は品質を追求するには向いている。
ところが、なぜ劣るはずの中国や韓国の製品が、日本にまで入って来て、日本の製造業や農家を駆逐しているのか?
結局は日本の消費者ですらそこまで求めていないということではないか?

十万が一を百万が一にするために3.5倍の金を払う?

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