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上半期123作品・530冊読み切った私が選ぶ、心に刺さるマンガ10選

2025 年 8 月 14 日 コメントはありません

上半期123作品・530冊読み切った私が選ぶ、心に刺さるマンガ10選

「宝くじで高額当選したわけでもないのに、なぜかフィンランドに旅した気分になった──」こんな変な感覚、マンガを読んでいると何度も体験します。読み終えた後に世界の匂いや誰かの人生がずっと胸に残る、そんな力を持つのがマンガの魅力です。私は上半期に123作品、冊数にして約530冊を読み、心を揺さぶられた作品を厳選しました。今日はジャンルも作風もバラバラな「今読むべき10作」を、初心者からコアなファンまで楽しめるように紹介します。

読み方別のガイド:初めての人へ/読み慣れた人へ

まずシンプルなアドバイス。マンガは「合う・合わない」がはっきり出ます。読み慣れていない人は評価が高くても自分に刺さらないこともあります。今回の10作は、感情を直球で揺さぶるもの、世界観で魅せるもの、笑いが効くスポ根系まで幅広く選びました。作品ごとに「こんな人におすすめか」を添えるので、自分の好みに合わせて手に取ってみてください。

2025年上半期 マンガおすすめ10選

  1. RIOT(RIOT)

    高校生がZINE(自主制作誌)制作に青春を注ぐ物語。憧れの雑誌『POPEYE』を目標に、紙で何かを作るエネルギーが眩しく描かれています。田舎という不便さの中で創作を続ける若者たちの熱量がリアルで、クリエイティブに悩む人に刺さる一冊。

  2. ホテル・メッツァペウラへようこそ(シリーズ)

    フィンランドの小さなホテルを舞台にした温かな群像劇。登場人物たちの距離感や「敢えて何も聞かない」選択が、そのまま相手への敬意になっている描写が印象的です。北欧の風景や空気感に浸りたい人、静かな人間ドラマが好きな人におすすめ。

  3. 弱虫ペダル(弱ペダ)

    上半期で最もハマった作品。レース中の緊張感、個性豊かなキャラクターたちへのスポットライト、そして一時的な協力関係といったドラマが次々に来るため、読了後の満足感が高いです。スポーツマンガ初心者でも入りやすく、巻数は多くても読みやすいのが魅力。

  4. みずぽろ(Mizuporo)

    水球を題材にしたギャグ寄りのスポーツマンガ。しっかり競技描写がありつつ、笑いのテンポが良く、キャラが魅力的。スポーツものが苦手な人でも楽しめる“ゆるさ”と熱量のバランスが絶妙です。

  5. ねずみの初恋

    「好きな人と過ごすために殺しをする」という衝撃的な設定ながら、恋愛描写と残虐描写の温度差が強烈に映える作品。読み終えた後にしばらく放心するタイプの作りで、ダークで濃密な物語を求める人にはたまらない一冊。

  6. 恋とか夢とかてんてんてん

    一目惚れから始まる、行動力が過剰な主人公の恋愛劇。破天荒な行動を見て「やめて!」と叫びたくなるけれど、どこか共感してしまう。その“恋に狂う”瞬間を痛快かつ胸締めつけるタッチで描いており、若い恋愛の危うさを味わいたい人へ。

  7. 寿々木君のていねいな生活

    外見はコワモテだけど、植物育てやお菓子作りが好きな寿々木君のほっこり系日常。キャラクターへの愛着が湧きやすく、読むと心が温かくなる作品です。疲れたときの癒やしにぴったり。

  8. きみは四葉のクローバー

    衝撃的な展開と緻密な伏線が魅力のサスペンス寄りラブストーリー。タイトルに込められた意味が後々効いてくる作りで、読後にしばらく余韻が残ります。伏線回収や予想外の展開が好きな人におすすめ。

  9. ゆびさきと恋々

    耳の聞こえないヒロインを中心に、表情や目線で伝わる心理描写が圧巻の少女漫画。言葉がなくても伝わる感情の細部が丁寧に描かれており、文学的な深みを感じることもしばしば。恋愛の切なさを濃密に味わいたい人へ。

  10. (番外)その他読み切り&新鋭作家の注目作

    上半期は大型連載だけでなく、短編や新人作家の作品にも良作が多かったです。短時間で強い印象を残す読み切りは、忙しい日々の息抜きや、新しい好みを発見するのにもってこい。巻末の新鋭コーナーで気になる作者をチェックしてみてください。

作品選びのコツ:あなたに合うマンガを見つけるには

作品数が多いほど「何を読むか」で悩むもの。私が薦めるのは以下の2点です。

  • まず1巻を読む勇気:序盤で切るのはありですが、たまに序盤が抑えめで後半に化ける作品があります。最低2〜3巻は様子を見ると良いです。
  • 好みの要素を決める:世界観重視、キャラ重視、展開重視など、自分が何に感動するかを基準に選ぶと失敗が少ないです。

最後に:マンガは人生の“短い旅”

マンガは短時間で他人の人生や世界を旅できる手軽なメディアです。私が上半期に出会った10作は、それぞれ別の景色を見せてくれました。もしこの記事で一冊でもあなたの心に残る作品が見つかれば嬉しいです。感想があればぜひ教えてください—あなたの「刺さった1冊」も教えてほしいです。

それでは、良い読書時間を。

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