Thunderbolt 3 と USB Type-C (3.1 Gen2)
過去の記事で、USBについてまとめた。
その際、現状の最高の規格としては、データ通信速度がUSB 3.1 Gen2の10Gbps、通電がUSB PDの20V x 5A = 100W、そしてコネクタ形状は両挿しが可能なType-C形状にやがて統一されるであろう、とした。
さて、Thunderbolt 3である。..これってナニ??
今までのThunderbolt(1と2)はコネクタがUSBとは異なっていた。しかし、Thunderbolt 3から、コネクタの形状がUSB Type-Cとなった。
速度は最大で40Gbps、通電はPDと同じ100Wまでサポートされるらしい。
では、USBと何が違うのか?
実は、USB Type-Cには、「E-Marker」と「オルタネートモード」という仕組みがある。
これらに対応したUSBケーブル(もちろん機器側も)で、Thunderbolt 3の規格にも対応しているなら、Thunderbolt 3が使えることになる。
簡単に言えば、USB Type-Cのコネクタ/ケーブルには、沢山のピン/ケーブルが入っており、通常のUSBでは使わない部分で信号を流し、かつそれを認識するチップを入れて制御する、という仕組み。
USB Type-Cのこの仕組みを使って、同じケーブルで、より高機能なThunderbolt 3を実現している、というわけだ。
ちなみに、Thunderboltはインテルの開発した規格である。
Thunderbolt 3のケーブルも機器もまだまだ普及していないし、高価だ。
機器によっては、そもそもこんな高機能なケーブルは不要だろう。
しかし、そこは血が騒ぐってのが、男って生き物。
早速ではあるが、中国メーカーから入手することにした。
でも.. 試す機器がない..(T T)
恐いのは、QCでこのケーブルを利用すると、中のチップが壊れることだ..
<参考>
USB Type-CとUSB 3.1、Thunderbolt 3、DisplayPort など
MacBook ProとWindowsとThunderbolt3とUSB Type-C
USB-TypeCで、地獄をみた話。
Thunderbolt 3とUSB Type-Cの関係性について調べた
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