ゲーミングノートパソコンでマイニングしてみた
ビットコインが700万円を突破しました。
前から仮想通貨に興味があったのですが、暇がなく投資はできませんでした。
でもよく考えたらパソコンが得意なんだから自分で採掘すればいいじゃない。
そしてそれをレビューすれば二度美味しい。
ということで、損を覚悟して、このブログのレビューのためだけに、マイニングに使えるのか検証用としてノートパソコンを買いました。
買ったのはASUSのゲーミングノートパソコン「TUF Gaming F15 FX506HM」。
Core i5-11400Hを搭載し、メモリは16GB。
GPUはRTX 3060 Laptopです。
お値段は約13万円でした。これはタイムセール価格です。待てばまた出ると思います。
(Core iのノート用12世代も来年出そうですよね)
ファイナルファンタジーベンチマークもフルHDで「とても快適」。4Kで「普通」となかなかなもの。
RTX 3060 Laptop pic.twitter.com/tNMnrnPapZ
— 名言君 (@mugongshan) 2021年10月30日
そして肝心のマイニングですが、NiceHash QuickMinerを利用し、最大で400円/日越え。
仕事辞めるレビュー pic.twitter.com/HoEs3H6ipU
— 名言君 (@mugongshan) 2021年10月31日
仮に300円/日だとすると、ペイするのに433日(約1年3か月弱)。
システム的に100Wもいかないので、100Wとすると電気代は65円/日となり、実質は235円/日。
ペイするのに553日、1年半ですね。
今のところは300円以上はいくような感じなので、もう少し早く償却できるかも知れません。
所詮は捕らぬ狸の皮算用ですが。
バブルが弾けたら終わる夢です。
税金などもかかるようなのでやられる方は自己責任で。
私はあくまでレビュー目的です。
ちなみに、こういうHDMIダミープラグをパソコンのHDMI端子に挿せば、画面を閉じた状態でもパソコンからは外部ディスプレイがある認識され、マイニングが止まらないかも。
【追記】
TUF Gaming F15 FX506HM(15.6インチ/Core i5-11400H/メモリ16GB/SSD 512GB/RTX 3060 Laptopのレビュー追記。
このPCはゲーミング用ノートパソコンですが、それゆえに比較的高スペックです。
まずCPU 11400Hは6コア12スレッドで、同価格帯である、同じ第11世代(Tiger Lake)の11300H(4C8T)より、CPU性能的には2倍近く優れているようです。
ベンチマークによると、11400Hが100とすると、11300Hは50~60程度。
ゆえに11400Hのを選びました。
ただし、内蔵GPUは11300HがIris Xeのため、完全に負けます。
しかし、ゲーミングなので、外部GPUとして、RTX3060 Laptopが積まれており、全く関係ありません。
当たり前ですが、RTX3060の性能はXeより何倍も上。
ちなみに、YouTubeの8K動画(VP9コーデック)は、内蔵GPU(Intel UHD)の動画再生支援が働き、余裕で見られました。
もちろんWindowsの設定で強制的にRTX3060を動かしてもいいのですが..
さて、本PCを使うと、あらゆる動作がこれまでの他のPCより速くなったことを感じます。
使っていてストレスがありません。
大抵のことは何でも素早くこなせるパソコンって感じ。
メモリも16GBあるので、ProにアップグレードすればHyper-Vなども快適に使えそう。
そしてこれはまだ試していませんが、拡張性もそこそこあるようなのでメモリ増強したり、SSDを追加したりすればより長く戦えるパソコンになると思います。
キーボードも悪くない。いい打鍵感。
日本語配列なのもポイント高いです。
排気音は思っていたほど出ないと思いました。
もちろん3Dゲームをガンガンやればファンが回ってそれなりにするのでしょうが、普段の仕事使いでは静かな方だと思います。
ARmoury Crateという初めから入っているソフトで「サイレント」モードにして、GPUの周波数を落とせば、静音性はさらに高まります。
CPUやGPUにも優れ、価格はセールだと13万円程度。
ひょっとすると、ゲーミングじゃない普通のスペックパソコン(ランクの下がるCore i5、メモリ8GB、外部GPUなしの)とは5万円も価格差がないかも知れません。
これでマイニングでもしようものなら、その差は数か月でなくなったりして..?
ゲーミングノートPCもピンキリです。高いのは30万円以上します。
しかし、毎日使うものにはケチって安いものを買うより、本製品くらいのコスパの良いものを狙うのがいいと思いました。
唯一の不満点は電源。
電源は200Wとかなりの大型のACアダプタ。
ただ、実際の動作を見ると、サイレントモードにしておけば100Wも使わないことがほとんどです。
そのため、USB PDの100WのACアダプタで充電できないかと思って、Thunderbolt 4のType-Cポートに繋いだのですが、USB PD充電には非対応のようでした。
大きなACアダプタを持ち歩くのは正直キツそう..
ただ、本体は思ったより一回り小さく、何とか持てそうな感じだったことは個人的感想として書いておきます。
【追記2】
マイニングは比較的順調。
17日間連続で動かして、
平均値: 303.56円/日 = 110,799円/年
中央値: 298.84円/日 = 109,077円/年
という感じ。
これはもらったビットコインに時価を掛けた金額から算出した数字です。
GPUの電気使用量は約60Wです。電力効率は約0.60MH/J。
これは恐らく良い数値だと思います。ノート用GPUは効率が高い。
発熱はそれなりにしていますので、USB電源でハンディファンを回して冷やすようにしています。
あと、メルカリで余ったポイントを使って、Windows 10 Proを買って、Proにアップグレードしました。
サンドボックスもサクサク動いてくれて、マイニングしながらでも十分使えるPCになっています。
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