仕事にはバッファが必要!!
2014 年 6 月 29 日
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待ち行列理論は、行列でどれくらい待つのか、ということを予想するのに使われます。
公式はこうです。
ρ(混み具合)=新しく来る仕事量/処理できる仕事量
待ち時間(人分)=ρ/(1-ρ)
例えば、あるラーメン屋さんで、1時間に10人のお客さんが来るとします。つまり、6分に1人来店します。
また、1人当たり8分くらいで席を立つとします。つまり、1時間にに7.5人帰ります。
混み具合=0.8=(60/10)/(60/8)=80%
4人分=0.8/(1-0.8)
待ち時間=32分=4*8
となります。
上記の混み具合は80%で、32分待つことになります。
では、仮に混み具合が1/10の8%だと何分待つのでしょうか?
混んでいる具合が1/10なのだから、待ち時間も1/10の3.2分?
いえ、違います。
約0.7分=0.08/(1-0.08)*8
となります。全然待つ必要がありません。
ではもし混み具合が90%だとしたら?
72分=0.9/(1-0.9)*8
となり、わずか10ポイント増えただけで、待ち時間は倍以上になります!
これの面白いところは、仕事の品質やスピードにも置き換えることができるからです。
時間に余裕がある状態と、業務があまりに多い場合では、仕事の品質や処理スピードに明らかな差が出るのです。
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