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容量無制限のクラウドに写真をバックアップしたい欲望が沸々と

2021 年 2 月 15 日 コメントはありません

2021年6月からGoogle Photosの圧縮写真/動画の保存容量無制限が、Googleサービス全体の15GBまで無料、に改悪される。

私もこれまでiPhoneで撮影してきた写真や動画をGoogleへ入れていた。
写真や動画は圧縮されるが使えるレベルだった。何よりも気軽だったし、検索も便利だった。
ダウンロードもすぐできるので、仕事に大活躍していた。
しかし今後はそうはいかなくなる。
そこで自分の使う方法で今までに近い、いやそれ以上にならないかと考え、色々調べてみた。

さて、Amazon Photosは、プライム会員であれば、写真に限っては容量無制限だ。
これも結構有名だが、プライム会員が家族や友人を「ファミリーフォルダ」に招待した場合、その招待された人達がライム会員でなくても、写真の保存容量が無制限になるそうだ。
それを聞いて私はてっきり、その人達の写真は「ファミリーフォルダ」にアップロードする必要があるんでしょ、と思っていた。ファミリーフォルダの写真はメンバー皆んなに丸見えになる。
ところが実は招待された人は、その個人個人の保存容量自体が無制限になるらしいのだ。
Amazon Photos恐るべし.. 使わない手はない。

【目指すこと】
・なるべく費用をかけない(ただしPrime会員費はOK)
・iPhoneでの操作を容易にする(なるべく半自動化)
・iPhone、クラウド、ローカルストレージの3者でバックアップを持つ
・iPhone(あるいはどのバックアップ)の写真を消してもその写真がどこかに残るようにしておく
・ローカルは冗長性のあるRAID1のNASで保存する

【手順】
1) Amazon PhotosのiOSアプリでiPhoneから写真/動画をアップロード(バックアップ)
※バックアップであり、同期ではない。写真や動画は個々に保存されるので片方を消しても、もう片方は消えない。

2) Amazon PhotosのWebサイト(ブラウザ)で、(前回保存した日付以降の)写真/動画を選択(年/月フィルターでソート、個別選択/全選択可能)し、ダウンロードのためにそれらをまとめてダウンロード用アルバムに入れる。
※こうすることでローカルにバックアップする写真の重複を防ぐ。

3) Amazon PhotosのWindowsアプリで2のアルバムをダウンロードし、ローカル(NASなど)に保存する(ダウンロードした写真/動画をその日の日付のフォルダにまとめて入れる)。
※こうすることで次回ダウンロードする際にいつの写真からダウンロードする必要があるのか日付で分かる。
※どうしてもダウンロードが難しい場合は、Webサイト(ブラウザ)から行う。全選択し、ZIPファイルで一気にダウンロードできる。

4) Amazon PhotosのWebサイト(ブラウザ)で、ダウンロード用アルバムの中の写真/動画をアルバムから削除する。
※アルバムから削除しても写真/動画自体は消えない。アルバムとは一種のタグ付けのようだ。

5) Amazon PhotosのWebサイト(ブラウザ)で、メディアの種類フィルターのビデオを選択し、全選択で全ての動画をAmazon Photosから削除する。ゴミ箱も空にする。
※写真は容量無制限だが、動画は5GBまでしか保存できない。そのため動画はローカルにバックアップしたら削除する。

6) iPhoneに保存している動画も全て削除する。
※再度Amazon Photosにアップロードしないための処置。

これで動画以外の写真についてはAmazonでいつでも確認/検索できるし、iPhoneを無くしたり、機種交換してもどこかに写真/動画が残る状態になる。
iPhoneでの日々の操作も、アプリを立ち上げて撮影した写真や動画を半自動でアップロードするだけ。
そして動画分が5GBに迫った時をトリガーにして、ローカルへのバックアップと動画の削除を行う。
仮にiPhoneを無くしても.. 写真はAmazon PhotoとNASに保存されており、動画はNASに残っている。

今回ローカルストレージとして使うつもりのSynologyのNASは、多くのクラウドサービスと連携が可能。
クラウドにバックアップを保存したり、逆にクラウドのバックアップを作ることができる。
となると今後は完全自動化が目標だが、動画も含めて(安い)容量無制限のクラウドストレージでないと完全自動化は「経済的に」難しい。
どこかでクラウドを圧迫するファイルを削除する必要が出てくる.. 当然NAS内のストレージもタダではない。

ところで、容量無制限のクラウドストレージ候補は2つある。

一つは改悪されたと言われるGoogle Workspace(旧G Suite)。
Google Workspace Enterprise Standardというのを選ぶと月額2260円で容量無制限になるらしい..
しかし、ここここを見ると4人未満の場合、「必要に応じて拡張可能」「1TB制限」と書いてあるので、5人分+値上げで高くつきそう。
単純計算で、135600円/年か。無理だな..
待てよ.. Google for Educationは導入している大学であれば恐らく無料で使えるので、それを目的に社会人学割で有名な放送大学に入るのも手かも知れない。
放送大学はGoogleを使っているらしく、恐らく保存容量無制限だろう。
ちなみに放送大学は長期だと全科履修生が一番安いようで、10年在籍で最安57000円らしい。5700円/年(475円/月)。これでGoogleが無制限なら高くない。更に各所で学割の恩恵も受けられる。

もう一つはBoxというクラウドストレージサービス。DropBoxと混同しそうだが、全く違う会社。
Boxのメインターゲットは法人客のようだ。
ここの1800円/月のプランは容量無制限。ただし3ユーザー以上必要なので、64800円/年となる。

そう考えると放送大学+Googleはやはり安い。

思い出はちゃんと残したい。できるなら容量を気にせず、考えず、悩まず、手軽に。

【追記】
Office 365 Educationという大学向けのプランがあり、大学の有効なメールアドレスを持っていれば無料でOfficeが使えるらしい。
その無料のプラン(A1)にも容量無制限のOneDriveがついている。
放送大学はすでにA1プランに入っているらしく、恐らく入学すればすぐに使える。


つまり、放送大学に入れば、Googleだけでなく、Microsoftのストレージも無制限に使えるわけだ。

また、A3という上位プランもあり、こちらは有料にはなるが、かなり安く(270円/月で)Officeのデスクトップアプリを使うことができる。サブスクリプションなので、Microsoft 365 Personalのようなものだろう。
大学がすでにA1に入っている場合でも、どうやら個人的にA3にアップグレードできるようだ。

資格が認められた教育機関は、無料でOffice 365 Educationを利用した上で、大幅な割引価格で高度な機能にアップグレードすることができる。それが、Office 365 Education E3というサービスプランだ。
学生は月270円、教職員は月490円を追加するだけで、Office 365 ProPlusのすべての機能を1人当たり5台のPC / Mac・5 台のタブレット・5 台のスマートフォンで利用することができる。EESやStudent Advantageと同等のサービスが受けられるということだ。

アカデミック版で値引きされた買い切り版を使うのもいいかも知れないが、デバイスが増えている現代社会は学生特権で格安のサブスクOfficeを利用するのもいいのではないだろうか。

【追記2】
夢破れる..

【追記3】
何とビックカメラから容量無制限の刺客が。その名は・・BicCLOUD!
550円/月で容量無制限で写真や動画をバックアップできる。
スマホ用のアプリがあり、撮影した写真などを自動でバックアップできるようだ。
Powered by Googleと表記があるので、Googleのサーバを利用しているのだろう。

PCからのアップロードは100GBまでに制限とのことだが、どうやって判定しているのだろうか。
スマホのアプリからのアップロードなのかどうかの判定なのかな。PCだとアプリではなくブラウザ経由での操作らしい。
つまりスマホに転送してアップすれば問題ない?!

心配なのがサービスが本当に持続可能なのか、ということ。
調べてみるとBicCLOUDの運営はビックカメラではなく、正直聞いたこともない会社
儲からなくなったら「や~めた」って十分あり得ることだと思うんだよね..
ある日突然、「サービス停止します。●月●日までにデータを移行してください。その後は全て削除されます」みたくなるのが怖い..

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格安30円で証明写真を作る方法

2013 年 5 月 29 日 コメント 1 件

証明写真(顔写真)って色んな場面で必要になりますよね。
例えば私の場合、ある資格の受験に証明写真が必要になりました。
街にある証明写真機は便利だけど高い。近所のだと700円も取られました。

そこでPhotoShopを使って自分で撮影した写真を加工し、セブンイレブンマルチコピー機を使って、ネットプリントのL版プリントで証明写真を作ってみましょう。
これだと何と30円なんです!ちなみに、顔写真の枚数はサイズによりますが、通常6枚くらいは取れるのではないでしょうか。
なお、マルチコピー機では証明写真をプリントする機能もありますが、これだと200円なのでちょっと高いです。今回はこの機能を使わず、普通の写真を証明写真にしてしまおうという方法です。

具体的な手順紹介

iPhoneの写真を地図付きでネットに公開する方法

2011 年 4 月 3 日 コメントはありません

桜が咲き始めました。そこで今回はこんな感じの写真を貼りつけたネット時代の地図を作ってみます(クリックして下さい)。

iPhoneを使い、Googleマップに自分の通ったルートと各場所で撮影した写真を地図上に表示します。
iPhoneと無料のネットサービスだけでこの様な楽しい旅行マップ付き写真集が出来ちゃいますよ!

<必要なもの>
・iPhone(一般のデジカメでも構いませんがその場合は別途GPSロガー等が必要です)
・iPhoneのGPSロガーアプリ(上記と同じ)
・Googleアカウント(Picasaウェブアルバムを使えるようにして下さい)

<手順1>
iPhoneのGPSロガーアプリを入れてログを取るようにします。
私は「TrackRec」を使っていますが、他のKML形式のログが取れるアプリなら何でも構いません(他のファイルでもKMLに変換すればよいでしょう)。
TrackRecは無料で、高機能ではありませんが、シンプルでログを取るには適しています。GPSログはiPhoneからメールで送信出来ます(自分のPC宛てにメールする)。

写真を撮影する間、この種のアプリでずっとログを取り続けるようにして下さい。
ネットにアップしますので、最終的にルートを記録したKMLファイルをパソコンに取り込みます。

<手順2>
iPhoneで写真撮影します。
私はiPhone4を使っていますが、事前に設定として、写真に位置情報(ジオタグ)が埋め込まれるようにします。

「設定」→「一般」→「位置情報サービス」<オン>→「カメラ」<オン>
当たり前ですが、1のGPSロガーアプリも<オン>にして下さいね。
そして、撮影した写真をパソコンに取り込みます。

<手順3>
Picasaウェブアルバムにアクセスし、Googleアカウントでログインします。
「設定」→「写真設定」→「プライバシーと権限」→「場所:すべての新しいアルバムで他のユーザーに写真の場所を表示します。」にチェックを入れます。

続けて、Picasaウェブアルバムに2の写真をアップロードします。アルバム名などは何でも構いませんが、新規で作成して下さい。その際、「ウェブ上で一般公開」を選択して下さい。アップロードが終わったらOKで確定します。
次に、そのアルバムを開いた状態で、右下にある「Google Earthで表示」を右クリックし、メニューの「名前を付けてリンク先を保存」をクリックします。その際、名前は何でもいいですが、ファイル名の最後に「.kml」と付けます。

<手順4>
今度はGoogleマップを開きます。Picasaですでにログインされていると思います。
「マイマップ」→「新しい地図を作成」で新しい地図を作ります。
「タイトル」と「説明」を入れ、公開するので「一般公開」にチェックを入れます。

次に、「インポート」から3で作ったKMLファイルを読み込みます。この作業でPicasa上の写真がGoogleマップに埋め込まれます。
地図上に3で取り込んだ写真が表示されましたか?

<手順5>
再度「インポート」から今度は1のKMLファイルを読み込みます。
この際に「アップロードしたファイルでこの地図の全データを置き換える」となっていますが、この部分にチェックはしないで下さい。

地図上に写真が残り、さらに通ってきたルートが表示されたら完成です。「完了」をクリックして下さい。

<手順6>
地図の右上にある「リンク」をクリックするとこの地図のURLが表示されます。

このURLでこの写真とルート付き地図をネット上に共有出来ます。

<まとめ>
GPSジオタグを埋め込んだ写真をPicasaで公開する。
それをGoogleマップに埋め込む。
さらに自分の通ったルートを埋め込み、一つの画面に表示する。

これで楽しい地図付き写真集の出来上がりです!
ブログで旅行記なんかを作っている方にお勧めです!

<追記>
この方法の弱点を発見しました。
Googleマップのマイマップ機能では、1画面表示では200までのマーカーしか埋め込めないようです。
どういうことかと言いますと、写真点数が増えたり、ルートが長くなり、そのポイントが200を超えると、自動的に画面が分割されてしまいます。これでは見た目と使い勝手がかなり悪くなります。
これはGoogleマップの仕様(サーバーの負担を軽減させる?)のため、どうしようもありません・・
回避方法としては、マーカー数を間引きする(「」というソフトがあります)ということが考えられますが、どうしても・・という方は、上記手順1と3の各KMLファイルをテキストエディタ(メモ帳など)で開き、各<Placemark>から</Placemark>の部分を結合して一つのKMLファイルにします。
そしてそのKMLファイルをネット上にアップ(どこのサーバーでもいいです)し、そのURLをGoogleマップの検索から読み込ませて下さい。
そうすることで、1画面に全てのマーカー(写真やルート)を埋め込むことが出来ます。
しかし、ちょっと面倒ですねえ・・

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