アハモ vs ポヴォ vs ラインモ vs 楽天アンリミット
庶民に関心の高い通信料金。しかし、これまで総務省が進めてきた政策はことごとく失敗。結果として端末は高くなり、通信料金は高止まりであった。
数字が如実に物語る。ドコモは一体どれだけ儲けているか? 何と約6000億円の純利益。KDDIは約6400億円、ソフトバンク(モバイル)は約4700億円。..儲けすぎでしょ。
菅政権になり、政府が主導してようやく携帯の通信料金の値下げが動き出した。
ということで、私もこの2021年春から乗り換えを検討している。
料金はどれも似たり寄ったりではあるが、調べてみると細かい部分は若干異なるようだ。
ということでまとめてみた。
私的にはかけ放題があって、海外でも使えるahamoと楽天モバイルに惹かれている。
楽天モバイルはすでに無料で利用中だが、今後も使わなければ無料のようなので、楽天はサブ回線として使い、ahamoをメインにしようかと思っている。
楽天だと今のところほとんどがパートナーエリアとなり、使えるのは実質5GB/月だからね。
仮想化とか言っていたけど、やっぱソフトウェアでは限界があると思う。ハードウェアはやっぱり重要。
キャリア ブランド |
NTTドコモ ahamo |
au povo |
ソフトバンク LINEMO |
楽天モバイル UN-LIMIT VI |
~1GB |
3278円 ↓ 2970円 |
2728円 |
3278円 ↓ 2728円 |
0円 |
1GB~3GB |
3278円 ↓ 2970円 |
2728円 |
3278円 ↓ 2728円 |
1078円 |
3GB~20GB |
3278円 ↓ 2970円 |
2728円 |
3278円 ↓ 2728円 |
2178円 パートナーエリアは~5GB/月(超過後は最大1Mbps制限) |
20GB~ |
3278円 ↓ 2970円 最大1Mbps制限 |
2728円 最大1Mbps制限 |
3278円 ↓ 2728円 最大1Mbps制限 |
3278円 最大1Mbps制限 楽天エリアは無制限 パートナーエリアは~5GB/月 |
国内通話 | 5分/回かけ放題 | 20円/30秒 |
5分/回かけ放題 ↓ 20円/30秒 |
かけ放題 要専用アプリ |
海外利用 |
82の国・地域で利用可 データ容量/制限は国内と同じ |
非対応 |
アメリカのみ ↓ 別料金 |
66の国・地域で利用可 2GB/月(超過後は最大128Kbps制限) 専用アプリを使うと海外→日本の通話料は0円 |
事務手数料 | 無料 | 有料 |
有料 ↓ 無料 |
無料 |
ポイント | 海外でも使える | 有料オプションが豊富 |
LINEのトークと通話はカウントフリー LINEのクリエータースタンプが使い放題 |
~1GBなら無料 |
※2021年2月14日現在の情報に基づく(2021年2月23日、3月2日一部更新)
※料金は税込み
auとソフトバンクは、私にとって選択対象外になりました。
auは路線が独自すぎて付いていけません。仕事ではau、個人ではUQモバイルを使ってきましたが、SIMフリーでもauのSIMだと使えない政策など意味が分かりません。
ソフトバンクは後出しの割には特にメリットを感じませんね。孫さんももはや通信事業にやる気がないようですし。
この2キャリアは事務手数料も有料のようですし(キャリア内のブランド間では無料)。店頭契約ならまだしも..これはかなり残念ですね。
【乗り換え戦略】
まず2月中に、現在使っているUQモバイルを、少し安くなる「くりこしプラン」に変更し、3月からはくりこしプランに。同時にahamoに先行エントリーしておく。
次に4月末に近くなったらahamoにMNPする。
こうすることでUQモバイルからのMNPが(4月より)無料となり、かつahamo先行エントリーの3000ポイントがもらえます(5月末まで)。
ahamoの日割りについてはまだ不明ですが、ドコモが下記のように案内しているのでahamoでもMNPだと恐らく日割り計算されると思われます。そのため、料金のかかるUQモバイルを月末のギリギリまで使って、ahamoに移った後の4月分は日割りで払う、というやり方がお得になると考えられます。
料金プランおよび音声オプションの月額料金は、ご利用日数にかかわらず日割りで計算しません。ただし、新規契約(MNP含む)と同時にお申込みの場合に限り、お申込み月の月額料金は日割りされます。(新規契約(MNP含む)と同時のお申込みであっても、同月内に変更・解約・廃止など(月末予約での変更・廃止の場合を除く)された場合には日割りで計算いたしません。)
皆さんも大変動の今春に料金プランをぜひ見直してみてくださいね。
【追記】
2021年2月18日になって、急にソフトバンクが「LINEMO(ラインモ)」を発表しました。
ようするにauの動きをみて追随した形ですね。
そのため上の料金表も変更しました。
注意点はLINEMOの海外利用。
これまでアメリカは基本料金範囲の対象のような書き方がされていましたが、海外利用は全て別料金になるようです。公式資料には誤解を招くような表記があるので要注意。
こういう書き方するからまた要らぬ反発を招くんだよなあ。
となると、海外でも使うことが多いならやはりahamoがベストで、次点はRakuten UN-LIMIT VIになるでしょう。
ソフトバンクのLINEMOは誤解される表記をしている。
LINEMO「国際ローミング無料」の注意点、20GBに含まれず別途料金が発生https://t.co/U8B95HJmKl pic.twitter.com/pTMg6yKyBJ
— 名言君 (@mugongshan) 2021年2月23日
【追記2】
3月になり、ahamoがさらに対抗。税込みで3000円を切るインパクトのある価格に値下げされました。内容に劣化はありません。dカードを使うとさらにお得になるようです。
しかも、4月15日から5月末までだと先行エントリー+契約でもらえるポイントが6000ポイントにアップするようです。ちょうどUQを使えるだけ使って乗り換えするつもりの私にはちょうどいい。
他にも対応機種や値下げされたiPhone 11なども発表され、もはやahamoを選ばない理由はない感が私にはあります。
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