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iPhoneで外部マイクを使ってステレオ録音する方法

2019 年 3 月 17 日 コメントはありません

まずは上の動画をご覧頂きたい。そして音声に集中してみてほしい。できればイヤホンをつけて..
どうだっただろうか? まるでその場にいるかのような、リアルな環境音を感じたのではないだろうか?

こういうリアルな音声を「バイノーラル(Binaural)」と呼ぶそうで、YouTubeなどでも多い。「ASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)」や「3Dサウンド」などと呼ばれたりすることもある。
自分が初めて聞いたのはとある遊園地のお化け屋敷で、リアルな音にどういう仕組みなのか興味を持った。
その後、数年前にニコニコ動画などで聞いて、その時の体験を思い出した。
仕組みは結構単純で、右と左で少し離したマイクを使い、集音するだけだ。
左右の音の音量やわずかな時間差をつけたステレオ録音し、それをまた左右のイヤホンに分けて聞かせることで、人間の耳で聞いた時と同じようなリアルな音を作り出す仕組みだ。

これはこれで面白いのだが、今やスマホの時代。簡単に誰でも高画質の動画が撮影できる。
高品質の動画を撮影するにあたり、音にもこだわりたいのなら、やはりステレオで録音したい。
私が普段使っているiPhoneでもステレオ録音やバイノーラル録音ができないものか調べてみた。
iPhoneで気軽にリアルなサウンドを撮影・録音できたらハッピーじゃん?

先に結論を言うと、可能ではあるが、それなりのコストがかかる。
例えば下記のような数万円するiPhone専用のバイノーラルマイクを買えばできる。

なお、2018年に発表・発売されたiPhone XS/XS Max/XRについては、本体にステレオマイクが内蔵されており、単純なステレオ録音であれば、iPhone単体でできる(マイクの位置関係上、リアルなバイノーラル録音は厳しいと思われる)。
また、現状ではステレオ録音に対応するアプリも少ないようだ。

さて、ここから細かく説明しよう。

iPhone 6s以前、iPhoneには3.5mmのイヤホンジャックが付いていた。そこに付属のイヤホンマイクを差し込めば、普通に外部マイクとして録音ができていた。
iPhoneのジャックの規格は「4極のCITA」である。これを覚えていて欲しい。極とは、イヤホンプラグの金属部分のことで、イヤホンによって分離されている数が違う。
もちろん付属のイヤホンマイクでなくとも、同じ規格の物であれば、外部マイクを付けることができた。

iPhone 7以降、イヤホンジャックが廃止され、Lightningに集約された。
ただ、純正のLightning(オス)-3.5mmイヤホンジャック(メス)変換アダプタが付属しており、7以降でもそれを間に挟めば、4極のCITAのイヤホンマイクは利用可能だ。

なお、もしお使いのマイクが3極の場合は、別売りになるが、4極オス-3極メスの変換アダプタを買えば、同じように外部マイクを接続することができる。

ただ、これらは全てモノラルのマイク入力になる。仮にマイクがステレオでも、ステレオで録音されない。よってバイノーラル録音もできない。
それはなぜか?
iPhoneのジャック4極のうち、1極はグラウンド、1極はマイク入力、残り2極はステレオ音声出力(イヤホンで音楽を聴くための)だからだ。
ステレオマイクの場合、2極(ライン)分のマイク入力がある。左右のマイク入力があるのだから当然だ。
つまり、4極のうちの1極が、iPhone側は音声を出力し、マイク側は音声を入力する。出力と入力がぶつかるため、ステレオで録音できないわけだ。
つまり結論として、アナログのイヤホンマイクでの入出力の場合、iPhoneでステレオ録音するのは不可能ということだ。

話が結論に戻るが、なぜLightning端子に対応したマイクであればステレオ録音できるのか?
それはLightningからの入力であり、デジタルであり、そのために作られた機器やアプリがステレオ入力に対応するからだ。
ステレオで録音するには、そもそもiPhoneに左右の音が別々に入らないといけないわけで、それがLightning対応の専用機器ならできるからだ。アナログでは無理だ。

iPhoneを買って、外部マイクで録音するのは簡単だし、安価だ。
しかし、ステレオ録音したければ、それなりの出費が必要になる。
これが私の調べた限りの結論である.. もし違うなら教えて欲しい。

今後iPhoneでもLightning端子が廃止され、Type-Cになると噂される。
そんな中、わざわざ数万円するマイクに投資するのも躊躇してしまうのだった..

追記(2020/06/14):
こういうのもあるから、Lightningに”投資”しても無駄にはならないかも、ね。
※ご利用目的に合うかどうかは未検証です。

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モバイルバッテリーのPSEについて知りたければまずここを読んでください

2019 年 2 月 16 日 コメントはありません

これまで野放しだったモバイルバッテリーについて、2019年2月より、電気用品安全法(PSE)に基づく省令が変わり、これまで対象外だったリチウムイオンバッテリーを使う、いわゆるモバイルバッテリーが◯PSEの対象となりました(特定電気用品でない電気用品)。
これまでは、あくまで裸のリチウムイオン蓄電池が対象になっていただけでした。

ようするに、電池の外側に基板やら何やらついたら、バッテリーを使った製品(例えばスマートフォン)と同じで、対象外だったわけです。
しかし、昨今の製品の普及と、それに伴う事故増加で経産省が動いたということでしょう。
今後はモバイルバッテリーを輸入し、販売するに当たっては、経産省への届出と、基準の確認が必須になります(400Wh/L以下の密度のバッテリーはこれまで通り対象外です)。

なお、モバイルバッテリーと言うとスマホを充電する製品だけかと思いますが、昨今流行りの完全ワイヤレスイヤホン用の外部バッテリーなども対象になりますので十分注意してください。
ただし、同じくスマートフォンを充電できるUSBポートを持つノートパソコンなどは、製品の主たる目的が充電ではないので対象外のようです。

届出~販売までの流れについては、経産省のホームページの案内が大変詳しいのでそれを見てください。

さて、ここでは基準についてもう少し書きます。
経産省が日本の基準にしている基準には実は2種類あって、一つは日本の基準。もう一つは経産大臣が認める国際的な基準です。
今回のモバイルバッテリーはリチウムイオン蓄電池の基準に準ずるわけですが、日本のリチウムイオン蓄電池の基準は別表第9となります。
国際的な基準はIEC62133となりますが、実はそれだけでは不十分で、IEC62133基準にJ62133(別表第12/JIS C 8712:2015)という別の基準を加えたものになるそうです。

中国などの工場からは「PSE対応品」と言って、よくIEC62133のテストをした製品を出して来ますが、それだけではPSE対応になってないようなので注意が必要です。
また、この点も大変重要なのですが、モバイルバッテリーの中に入っている電池セル自体も基準に準ずる必要があります。
多くの場合、セルメーカーと製品組み立てメーカーは全く別です。企業規模も全く違うことがほとんどです。セルがちゃんとしたのを使っているのか確認が求められます。

もう一つ商品上の「表記」について注意があります。
リチウムイオンバッテリーの多くは、定格3.7V。そして仮に合計の電流時が10000mAhだとすると、これまで多くのメーカーは「10000mAhのモバイルバッテリー」と表記して販売していたはずです。
しかし、今後はこれがダメで、出力の5Vでの電流時を表記しなければならないようです。
その際の電流時は「0.2ItA」で出力した結果の電流時を表記するとのこと。
これの意味は「5時間で放電が停止する電流値」みたいです。
仮に37Wh(10000mAh)だとすると、37Wh÷5V÷5h=1.48Aとなるので、1.48Aの電流で出力し、出力が終わった際の合計電流時を確認、その結果を表記するということでしょう。
当然「10000mAhでございます」と書くことはできないです(USBだと5Vに昇圧されるのでどうやっても絶対に10000mAhから減る)。まあ「3.7Vなら10000mAhですよ」というような併記なら許されるかも知れませんが..

しかし、単に10000mAhのような電流時で書くと本当の電池容量が実にわかりにくいです。
以前から言っているように、Wh(ワットアワー)で表記して欲しいもんだと思います。

PSEと言っても、特定電気用品ではない○ですので、自己検査・自己申告です。認証って意味もよく分かりません。誰が何を認証したんでしょうか?
一般消費者の方はそれをよく理解された上で、Amazonなどに外国人が出品する「PSE認証品」を鵜呑みにせず、まずは信頼できるメーカーの製品を選ぶことをお勧めします。

ConoHa VPSとエックスサーバーを比較してみた

2019 年 1 月 13 日 コメントはありません

開設当初、サーバーはロリポップを使っていたが、遅くなったため、評判の良いエックスサーバーに移転した。
しかし当初は満足していたはずのエックスサーバーにも徐々に不満が出ている。
運営サポートが勝手にアクセスを遮断する事が何度かあったのだ。共有サーバー故に何かと厳しいのは分かるが、これでは安定した運営ができないではないか..
また、2016年に約束されたはずのサーバーのメモリ増強が私のサーバーでは2年経っても一向に実施されない。これでは嘘つきではないか..
そのため、より自由度の高いVPSなどへの移転を模索していたが、サーバー運営の経験はほとんどなく、コンソールの操作にも不安があるし、本業の方が忙しく、時間も取れない。
そんな時、たまたまよく行く中国でVPNに対する規制が強化され、その対策として試しにShadowsocksRのサーバーを立ち上げようと思い、初期費用も不要なConoHaでVPSを借りてみた。
そうこうするうちに、コンソールにも徐々に慣れて来て、SSHによるアップロードにも問題がなくなったので、せっかくなので、この機会に、ConoHa VPSとエックスサーバーのウェブサーバーとしての速度を比較してみたい。

まずは回線速度の比較をした。
約157MBのビデオファイルを両者にアップロードし、ブラウザで開く。どちらが速く見られるだろうか?
アクセスは日本国内から。どちらのサーバーも日本国内である。計測は日曜の夜、光回線(v6プラス)からパソコンのChromeを使った。
バイアスがかからないよう、計測時にはスマホでビデオを撮影し、記録を取った。ビデオファイルにブラウザからアクセスし、シークバーが満タンになるまでの時間(秒単位になるのはご了承頂きたい)である。
また、1回だけではたまたまということがあるため、同時間帯ではあるが、各サーバーとも交互に5回計測した。

回目 ConoHa VPS エックスサーバー
1 41秒 54秒
2 41秒 54秒
3 40秒 62秒
4 39秒 49秒
5 39秒 51秒
平均 40秒 54秒

上記は時間が短いのが速いということだ。
ConoHa VPSが平均40秒、エックスサーバーが平均54秒。
つまり、結果としては、ConoHa VPSの方が速かった!
時、場所、場合にもよるだろうが、ConoHa VPSの回線はエックスサーバーよりも上かも知れない。

ビデオファイルではサーバーのハードウェアとしての能力は測れないと思われたので、今度は自作のCMS(PHPで作成)を両者にアップロードし、第三者のサイトをいくつか使って測定を行った。
どちらのスコアが高く、速いのか?

計測サイト ConoHa VPS エックスサーバー
Google 100点 92点
GTmetrix Fully Loaded Time 2.6秒 4.0秒
pingdom Load time 0.64秒 1.38秒

何と全てでConoHa VPSがエックスサーバーを上回っている(公平に言うとGtmetrixのPageSpeed Scoreなどではエックスサーバーの方が僅かながら上だった)。
なお、ConoHa VPSは、最も安いプラン(1円/時間|630円/月)にて、LAMPのテンプレートで立ち上げている(影響しているかどうか分からないがBBRも導入している)。
価格もエックスサーバーより安いのに、やるじゃないか。

さて、ConoHa VPS以外にもVPSは沢山あり、Amazonなども出している。どれも高くない。
ただ、VPSはレンタルサーバーより自由な反面、立ち上げや運営は色々と大変なこともある。そんな時はConoHa WINGというレンタルサーバーを借りるのも手である。同じConoHaの運営なので期待ができそうだ。

早くサーバー運営の腕を上げて嘘つきのエックスサーバーとおさらばしたい。

■sv2115.xserver.jp 以前のサーバーの増強について2017年より順次、同様に搭載メモリを増強する予定です。

本当にやるならやれよ.. 2年もずっと期待させやがって、ガッカリだわ。

メルチャリを1週間使ってみた

2018 年 11 月 13 日 コメントはありません

メルチャリというメルカリが始めた自転車のシェアサービスがある。ようは中国で数年前にブームになったやつのパクリだ。

福岡で始まり、今は東京の国立市周辺でもあるらしい。
早速使ってみた感想を箇条書きする。

・料金は使っただけ払う。4円/1分。つまり1時間使うと240円かかる。支払いは後払い。しかし後述するように以外に無料で使えることも多い。
・意外に使っている人が多いようで、なかなか空いてない。
・街中移動には確かに便利。街中にも結構ポートと呼ぶメルチャリ専用の駐輪場がある。
・ポートに止めなくてもいい。そして、ポートに止められてない奴に乗り、そのままどこかのポートまで行って止めると、その乗車に限り、最大15分間無料。ただ、自分がポートに止めず、それからまた再度乗り始めても無効で、料金は取られるようだ。携帯2台持ちなら半永久機関も?! 垢BANされそうだが。

出退勤でほぼ毎日のように乗っているが、実はあまり料金がかかってない。
これは会社までの行き帰りの途中に乗り捨てがあることがちょくちょくあって、それ狙いでやっているから。

ところでメルチャリ以外にも、自転車のシェアサービスは色々あるようだ。
ただ、福岡ではメルチャリが一番多いと思う。
中国ではすでに廃れ、社会的にも問題になっているそうだが、日本では少しずつ増えていくかも。

意外に便利でお金もあまりかからないのでちょくちょく利用し続けていこうと思います。

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固定IPを維持しつつ、v6プラスでネットを高速化する方法

2018 年 3 月 25 日 コメントはありません

自宅のインターネット環境は、NTTフレッツ光ネクスト+GMOとくとくBBの固定IPを利用している。
固定IPは主に自宅のVPNサーバに繋ぐ目的。
ところが最近、夜間のインターネットの速度が落ちて困っている。
早朝や平日の昼間だと速い時には下り400Mbps/上り300Mbpsくらい出るのに、夜だと数Mbpsくらいまで落ちることも..

ネットの情報でv6プラスが速くて料金も同じ、と聞くも、色々と使えないサービスがあってネックは「固定IP不可」。
それでずっと導入を諦めていたのですが、フレッツ光は標準で2セッションまで使えるとのことを今更ながら知ることに。
(ひかり電話ではない普通の)ONUからの配線をスイッチングハブで2つに分岐させ、2個のルータを使うことで、現状の固定IPを維持しつつ、v6プラスも使えるようになるようだ。
ただややこしい話なのだが、NTTに聞いたところ、v6プラスでIPoE接続の場合、フレッツ光のセッションの消費はないらしい。つまり、2つ目のプロバイダ(v6プラス)の方で、IPv6に加え、IPv4のPPPoE接続もできるようなのだ。
なお、繋ぎ方は色々あって、ここが詳しい。

現状のルータも割に良いのを使っているはずだが、最近のルータはアンテナや規格が増えたためなのか、古いパソコンとの相性が良くない。接続がよく切れる
ついでにもう1台、v6プラスに対応した別のルータを買ってもいいかなと思った。

GMOとくとくBBにもv6プラスがあるが、調べてみると市販のルータは使えないとか使えるとか、ドコモ光じゃないとダメだとか、PPPoE接続は開通後切断されるとか、情報が古かったりよく分からない。
どうせ2セッションにするなら、v6プラスのプロバイダも新しいのにしようと思い、色々調べた。
しかし単にプロバイダ料金だけだと儲からないのか、各社とも情報が少ない。出てくるのはフレッツ回線とセットの料金ばかり。

そんな中、@nifty光ライフ with フレッツは契約期間の縛りや事務手数料もなく、月額950円だけらしい。無料でv6プラスも使える
申し込みは電話番号0120-502-210から@nifty光ライフ with フレッツの申し込みと同時にできる。@nifty側でNTTのフレッツ・v6オプションなどの申し込みもやってくれるようだ。
ちなみに、v6プラスが使えない場合は、IPv6接続オプションになるらしい。

申し込みと同時に、下記のv6プラス対応ルータとハブを購入。これでいけるはず..

申し込みから数日でまず書面が届く。これはIPv4のPPPoE接続の情報。電話+ネット上での操作+クレジットカードの申し込みであれば即日これらの情報がもらえる。
ただ、実際にv6プラスが使えるようになるには、NTT側の情報や対応なども必要になるため、数週間かかる
v6プラスにすることで、混む時間帯でも50-100Mbps程度は出るようになった。
なお、IPv6で接続できているかの確認はここここからできる。

Enjoy!

追記(2018/06/23):
NTTの光回線は1つだが、上記に書いた方法で3つのインターネット接続に成功している。
以前から使っていたGMOとくとくBBの固定IP(IPv4)、そして新たに契約した@niftyのv6プラス(IPv6)、最後は同じく@niftyの通常の接続(IPv4)。
これだと光モデムから出たLANケーブルをハブで分岐し、2台のルータを使って4つのIPアドレスを使う形(v6プラスはIPv4のアドレスも持っているので)になる。
ルータが2台なのは、1台のルータがデュアルWANに対応していたからだ。ルータ1台で2つのPPPoE接続のセッションを張れる。
v6プラスを導入してインターネットの速度には満足している。最近のiPhoneだとWi-Fiは5Ghz MIMO(11ac)に対応しているから家庭内での通信も速く、混む時間帯でも50~80Mbpsくらいは出るからだ。
コストは新しいルータとハブの購入に1万円弱と、通信費月額プラス1000円くらいだった。

追記(2018/11/23):
引っ越ししてv6プラスがおかしくなったら一旦プロバイダで解除し、再度申請するといい。ただ解除に数日、再度繋がるまでにまた数日かかる。

追記(2020/02/19):
>以前から使っていたGMOとくとくBBの固定IP(IPv4)、そして新たに契約した@niftyのv6プラス(IPv6)、最後は同じく@niftyの通常の接続(IPv4)。
>これだと光モデムから出たLANケーブルをハブで分岐し、2台のルータを使って4つのIPアドレスを使う形(v6プラスはIPv4のアドレスも持っているので)になる。

上記を少し訂正します。
実際には、
・GMOとくとくBBのPPPoE接続の固定IP(IPv4)
・@niftyのv6プラスIPoE接続(IPv6+IPv4=トンネリング)
・@niftyの通常のPPPoE接続(IPv4+IPv6=デュアルスタック)
となり、合計5個のIPアドレスです。

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