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iPadの急速充電の考察。そしてUSB。

2017 年 3 月 25 日 コメントはありません

会社の人が「iPadの急速充電が・・」とか言う話をしていた。
iPadの電池容量は大きいため、求める電流量は大きい。元々のUSB規格である0.5A程度ではまともに充電ができない。そのため、iPadでは大型のACアダプタが必要となり、10Wくらいで充電される。
私はそのことを話しているのだと思っていた。つまり、何を以て急速充電と言うのか?という問題。
USBの元々の規格は5V 0.5Aだ。それを超えれば、急速充電と言ってもいいと思う。急速充電を謳う、QC2.0のような電圧を上げる規格や、2Aも出すような規格が氾濫しているが、これらの多くがUSB-IFの正規の規格からは外れている。

さて、私は勘違いしていた。
会社の人が話していたiPadの急速充電とは、「12.9インチiPad Proの急速充電」のことだったのだ。
12.9インチiPad Pro(2015年発売)は、Apple純正の29W出力のACアダプタと、USB Type-C – Lightningケーブルを使うことで、USB PD規格の急速充電が可能らしい。
即ち、これらはUSB PDに対応しており、14.5Vの充電が12.9インチiPad Proに行えるということだ。
もちろんデバイス側も対応していないといけないので、12.9インチiPad ProはUSB PD対応ということだろう(Lightningコネクタ自体が独自規格なのでUSB正規規格に準拠と言えるかは微妙だが)。
残念ながら後発の9.7インチiPad Pro(2016年発売)はUSB PDに対応していないため、通常の充電となるらしい。

なお、29Wよりも大きい電力のApple純正アダプタ(61W/87W)はこの急速充電には対応していないようだ。アダプタはUSB PD対応だが、出力電圧が29Wアダプタの14.5Vとは異なるため、正確に言えば12.9インチiPad Proの方が対応できないと言える。次世代のiPad Proはどうなるか分からないが。

しかし、やはりUSBは複雑怪奇だ・・
勘違いした人がUSB 3.0だから急速充電できるというような表記がウェブ上で見られる。USB 3.0は転送速度の世代規格であって、充電やコネクタ形状にはあまり関係がない。

これは、12.9インチiPadがUSB3.0に対応しているからできる芸当であり、USB3.0非搭載の9.7インチのiPad Proではここまでのスピードは出ないそうです。

しかもかのケーブルはUSB 3.0ですらない。Appleの公式発表がある。

USB-C – Lightning ケーブルは、最高 480 Mbps のデータ転送速度に対応しています (USB 2.0)。

USBは規格外製品が多く出回って問題になっており、Googleなどが準拠するように呼びかけている
独自規格と正規規格がそれぞれどんどん新規格を出して来ており、理解するのが大変で、勘違いしてしまいやすい。
ちなみに、Appleは名称を付けるのがあまりにいい加減だが、USBすらそうで、AppleはUSB Type-Cの呼び方をUSB-Cと表記している。
皆さんが製品を選ぶ時にもご注意して欲しい。

追記(2017/09/22):
2017年に新しく出たiPad Pro 10.5インチ(Pro 12.9インチ第2世代も含む)では、MacBook Pro用の61Wと87Wの電源アダプタでも急速充電ができるとのこと。ただし、61Wと87Wの電源アダプタだと電圧は9Vなるらしい。iPhone 8では実際のところどうなのか? 今後試してみるつもりだ。

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【中国】動物園で虎に襲われて死亡..

2017 年 3 月 20 日 コメントはありません

2017年1月29日。旧正月の連休で賑わう中国で悲惨な事件が・・
浙江省寧波にある動物園に、入園券を買わずに壁を乗り越え入った観光客が、園内の虎に襲われ、死んでしまう事件が発生。
死亡したのは、遠方から出稼ぎに来ていた労働者で、一緒に遊びに来た妻と娘は入園券を買い、入園していたと言う。
出稼ぎ労働者にとって、動物園の入園券も高かったらしい・・

中国では度々動物園での事故が発生しているが、今回の事件は犠牲者が貧しい労働者で、多くの観光客が見ている最中に発生した事件であり、中国でも責任のありかを巡り、議論が起きている。
野生の本能を恐ろしさを見せつけられた事件であった。

今後も中国の衝撃的な動画をご紹介していきます!

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フォントにこだわったこの10年

2017 年 3 月 16 日 コメントはありません

お母さんからフォントにこだわれと言われました。お母さんからフォントにこだわれと言われました。お母さんからフォントにこだわれと言われました。お母さんからフォントにこだわれと言われました。お母さんからフォントにこだわれと言われました。

私がフォントに注目したのは、Windows Vistaを買った時。2007年頃だったか。
そしてたまたま訪問したニュースサイトでメイリオが使われており、文字表示の綺麗さに驚いてからだ。
それまでWindowsでは、MSゴシックというフォントが使われており、ガタガタのそれに慣れすぎていた。

メイリオを知り、私はフォントを変えれば表示が綺麗になるのだと思った。
そしてMacを見るとヒラギノというフォントが入っており、それまた美しく、羨ましく思って、入手し、Windowsに入れた。数年後のことだ。

ところが、CSSでヒラギノを指定しているウェブサイトを見ると、思ったほど綺麗でなく、ボヤけ具合にガッカリしたものだ。
もちろん自分のサイトのfont-familyはヒラギノを指定していた。

なぜか?!
実はフォントの差ではなく、レンダリングの差。
Microsoftはフォントにこだわっていないのは事実だが(メイリオや游ゴシックを入れたのでだいぶ改善してきてるようだが)、それ以上にWindowsはフォントを表示するレンダリングに欠陥を抱えているのだった。
レンダリングさえしっかりされれば、MSゴシックすらまともに見えるのだ。
メイリオが綺麗に見えたのは、メイリオだけレンダリングを特別に調整しているかららしい。

その後Windows OSも何度か新しくなり、次こそは..と毎回思っていたが、ほとんど改められてない
英語などはアルファベットのみでそもそも文字種類が少ないが、日本語や中国語はしっかりしないと汚い表示のフォントになるのだ。
Windowsでも、まともな文字表示ができるようになってほしいものだ。

以前からこのブログではWebフォントを使うようになっているが、Windowsだと汚い表示になる。
今現在は有効な策がないので、Windowsからのアクセスはメイリオで表示する設定にし、他のOSだとWebフォントで表示されるようにしている。

実際の表示の違いを確かめるため、比較したブラウザのキャプチャ画像が下記である。Windowsでメイリオの場合とWebフォントの場合、そしてMacでWebフォントの場合の3種類だ。

WendowsのWebフォントレンダリングが酷い有様だ。

私もデザイナーの端くれの一人として、フォントをこの10年ずっと追求してきた。
Appleの公式ページもWebフォントを使ってるし、以前から彼らはフォントにこだわってたのは事実だ。創業者カリグラフィーが専門だからね。
しかし、無料のubuntuなどですら、綺麗なレンダリングなのだ!
なぜ一番高価なWindowsが一番汚いのか理解に苦しむ。

mod_pagespeedを試してみた

2017 年 3 月 12 日 コメントはありません

mod_pagespeedというGoogle謹製のページ表示速度アップのためのモジュールがある。
私の使っているエックスサーバーでも簡単に導入できるようなのでこのブログでも試してみた。

導入するに当たって、効果を確かめたくなるのが人情だ..
そこで以下のサイトで確認してみた。

変更前: モバイル53/100 パソコン61/100
変更後: モバイル63/100 パソコン76/100
これって数が増えるほどいいってことだよね..?!
Googleの作ったモジュールなので、効果があるのは当たり前であろう。


変更前: Performance gradeが大体C評価で、Load timeは5秒前後
変更後: Performance gradeが大体B評価で、Load timeは5秒前後

Dallas, Texas, USAのサーバーで試した。
圧縮効果か、サイズが数百KB下がっていた。評価もB連発に。
しかし、Load timeにはほぼ改善が見られなかった。


変更前: PageSpeed ScoreがEやFで、YSlow ScoreがEくらい
変更後: PageSpeed ScoreがEで、YSlow ScoreがEくらい

分析自体が遅い.. 変更前はFully Loaded Timeに30秒くらいかかることがあった.. Canadaのサーバーだからか?
圧縮効果か、サイズが数百KB下がっていた。また、Fully Loaded Timeも10秒台になった。
しかし、評価はほぼ同じまま。

mod_pagespeedはCPUが貧弱だと逆に遅くなるらしいが、エックスサーバーでは一定の効果を確認できたので、取り敢えず引き続き使っていくつもりだ。

ただ、最大の弱点はCSSなどを更新しても、その更新が反映されるまで時間がかなりかかることである。
設定でmod_pagespeedをOFFにすると一時的に更新が反映されるが、再びONにすると元の更新されていない状態になる。
これはエックスサーバーの設定と考えられる。サーバーに一旦古いデータが圧縮保存されているのであろう、更新してもなかなか反映されない。

インターネット検索の思い出

2017 年 3 月 11 日 コメントはありません

今回の話は最近の若い人や古くからネットに触れてこなかった人は恐らく知らないかも知れない。

私が初めてインターネットに触れたのは、1998年だったと思う。
当時通っていた大学にインターネットが導入されたのだ(もっと早くから導入されていたのかも知れないが、本格導入はこの年だった)。

余りの便利さにのめり込んだ。
それから数年間、検索サイトの大手はYahoo!gooだった。
Googleではない。gooである。

検索を主体にしたポータルサイトが活況な時代だった。
その中でも上述の2サイトは最も有名だった。
当時、Yahoo!は「ディレクトリ型エンジン」、gooは「ロボット型検索エンジン」と呼ばれていた。

今では信じられないが、Yahoo!にはサイトをサーフ(笑)する専門のクローラーなる人がいて、人力で検索サイトを作っていた。
つまり、人が見て、内容を把握し、それを登録した上で検索させるような仕組みだった。
一方のgooは、自動巡回で内容を取得し、検索させていた。

私はどちらかと言うとYahoo!を好んで使っていた。
そして一般的にもそうらしく、Yahoo!の方が規模としては大きかったと思う。
ヤフオクなどのサービスもヒットしていた。

gooの弱点は精度の低さだった。
自動な分、大量の情報を扱っていたが、余計な内容を拾うことが多い。
例えばサイト内に様々なキーワードをわざと埋め込むと、gooはそれをそのサイトの情報と認識し、それを検索に反映させる。
アクセス数を増やしたい人はそういう行為を行っていたのだ。
当時、ネットのサイト運営だけで個人が稼ぐのは難しい時代だった。今のように簡単に広告は埋め込めず、広告主をほぼ自力で探さなければならなかったのだ。
それでもアクセス数を増やしたい人はいるってことだ。

やはり検索はYahoo!の方が上か・・?!
日本ではそう思われていた。Yahoo!とgooの覇権争いも終盤に差し掛かっていた。
しかし、頭のいい人はそこで止まらない。Googleという黒船が海の向こうからやって来たのだった。

Googleはgooと同じくロボット型検索エンジンだが、精度、すなわちアルゴリズムが桁違いに良かった。
NTTよりもGreatな賢い人達が作り上げた検索エンジンだった。
さらに、Googleはアメリカのサイトだが、最初から外国語を扱うことを前提としていた。地域に合ったカスタマイズができる仕様だったのだ。日本でもすぐ利用することが可能であった。
少し専門的な話をすると、昔の日本語サイトは主に「Shift_JIS」「EUC-JP」という文字コードで作成されていた。
未だにメールなどでこれらコードを見かけるが、基本的には日本語しか扱えないので、文字化けをよく起こす。当然外国語も取り扱えない。
しかしGoogleは初めから「UTF-8」という多言語を扱える文字コードで作成されていた。
このブログもUTF-8で作成しているので日本語以外の言語を同時に表記できる。您好专家!

インターネットは爆発的、指数関数的に情報が増えた。
それを人力で対応するのは無理があった。Yahoo!は有料登録などを始めたが、時代遅れになった。
数年の戦いの後、日本の検索はGoogle一色になり、皆さんが知ってのとおり、ググる時代になったのだ。
今日では、Yahoo!もgooも、Googleの検索エンジンを使っている。

情報を発信する時代になり、そこから検索の必要性が産まれ、検索ポータルが誕生し、進化し、そのおかげで我々誰もがその時々に必要な情報にアクセスできる時代になった。
そして、有用な情報を発信した者は、それで報酬を得ることも簡単な時代になった。

最後に面白い過去の話を書いておく。
gooのドメインは、goo.ne.jpだ。
実は当時、goo.co.jpというサイトが別に存在した。エロサイトであった。
そのエロサイト、早くから運営していたのだが、後にgooから訴えられたのだ。
エロサイトは閉鎖に追い込まれたようで、理不尽だと嘆いていたのを思い出す..
オトナの事情なのだろう。哀れであった。

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