成功を引き寄せるプライシング戦略の極意
【起業家直伝】個人で仕事をする際のプライシング戦略5つのコツ
事業で大失敗し、借金まみれのどん底に落ちた過去があります。自己破産も経験し、人生終わった…と絶望していました。
しかし、あることを始めたことで、人生は劇的に好転。今では経済的な自由を手に入れ、時間にも縛られない生活を送っています。さらに、異性からも以前よりずっとモテるようになったんです。
その秘密とは…?
起業家やフリーランスとして独立を考えているあなたにとって、「プライシング(価格設定)」は避けて通れない、そして最も重要な課題の一つです。自分の価値をいくらに設定し、お客様に提案すれば良いのか?
今回は、過去に6社以上の会社を立ち上げ、数々の失敗と成功を経験してきた起業家の視点から、「個人で仕事をする際のプライシング戦略」について、具体的なコツと注意点をお伝えします。
なぜプライシングが重要なのか?
プライシングは、単にサービスの対価を決めるだけでなく、あなたのビジネスの成功を左右すると言っても過言ではありません。
安すぎる価格設定は、一時的には仕事を得やすいかもしれませんが、長期的には以下のようなデメリットがあります。
- 自分の首を絞める: 提案に費やした時間以上のコストがかかり、疲弊してしまう。
- 価値の低下: 自分自身の価値を低く認識してしまい、モチベーションが低下する。
- 成長の阻害: 一定以上の収入が見込めず、ビジネスの成長が頭打ちになる。
逆に、高すぎる価格設定は、顧客を遠ざけてしまう可能性があります。
では、どのように価格設定をすれば、自分の価値を最大限に活かし、ビジネスを成功に導けるのでしょうか?
プライシングで絶対に外してはいけない5つのポイント
1. 安易な安売りは絶対にNG!自分の価値を安く見積もらない
独立したばかりの頃は、実績がないから、自信がないから…と、つい価格を安く設定してしまいがちです。
例えば、「週1回稼働で月10万円」といった時給換算で3,000円程度の価格設定をしてしまうケースです。
会社員時代の給料と比較すれば良く見えるかもしれませんが、これは非常に危険です。
自分の時間を切り売りする働き方では、時間には限りがあります。安易な安売りは、自分の価値を下げ、将来的な成長の可能性を閉ざしてしまうことになりかねません。
2. 自分の理想の年収から逆算して「時間単価」を意識する
まずは、「自分はいくら稼ぎたいのか?」という目標を明確にしましょう。
月100万円、200万円、300万円…具体的な目標金額を設定することで、おのずと適切な価格が見えてきます。
個人の場合、営業や経理などの業務も自分で行う必要があるため、実際に稼働できる時間は限られています。
例えば、月に200時間働けるとしても、実際に売上に繋がる稼働時間が100時間程度だとすれば、「100時間でいくら稼ぎたいのか?」を考える必要があります。
少なくとも、時給1万円を目安に価格設定をすることをおすすめします。
3. 競合の価格調査は必須!ただし、比較対象を間違えないように
自分の価値に見合った価格を設定するためには、競合の価格調査が欠かせません。
しかし、ここで注意すべきは、「誰を競合とするか?」です。
個人事業主やフリーランスを競合としてしまうと、どうしても価格競争に巻き込まれ、安価な価格設定になりがちです。
4. 競合は「法人」に設定!組織としての価値を意識する
個人として活動する場合でも、競合は「同じサービスを提供している法人」に設定しましょう。
法人は、人件費やオフィス賃料、広告宣伝費など、様々なコストがかかります。そのため、個人の価格設定よりも高めに設定されているのが一般的です。
例えば、個人が月10万円で提供しているサービスでも、法人が提供すれば50万円程度の価格になることも珍しくありません。
法人の価格設定を参考にすることで、「組織としてサービスを提供する価値」を意識することができ、自信を持って価格設定をすることができます。
5. 「個」を売るな!「法人サービス」として価値を売る
価格設定に自信を持つためには、「自分自身を売るのではなく、法人のサービスとして売る」という意識を持つことが重要です。
たとえ一人で活動している場合でも、「株式会社〇〇のサービス」として提案することで、お客様は「個人」ではなく「組織」としての信頼感を持ってくれます。
私自身も、株式会社ワークスタイルエボリューションという会社を経営しており、一人で業務を行っている場合でも、会社のサービスとして提案しています。
この方法のメリットは、自分自身とサービスを切り離して考えることができる点です。
「私を買ってください」という個人的なアプローチではなく、「弊社のサービスはいかがですか?」という客観的な提案ができるため、価格交渉もしやすくなります。
価格設定に迷ったら?ベテランの意見を聞くのもアリ
最初は、自分の価格設定に自信が持てないかもしれません。
そんな時は、経験豊富なベテランに相談し、客観的な意見を聞いてみるのも良いでしょう。
第三者の視点から価格設定の根拠や妥当性を評価してもらうことで、自信を持って価格を提示できるようになります。
場合によっては、あえて高めの価格設定をしてもらい、それを目標に努力するというのも一つの方法です。
まとめ|自信を持って価格設定し、自分の価値を最大化しよう!
今回は、個人で仕事をする際のプライシング戦略について解説しました。
- 安易な安売りは絶対にNG!
- 理想の年収から逆算して時間単価を意識!
- 競合は「法人」に設定!
- 「個」を売るな!「法人サービス」として売る!
- 価格設定に迷ったらベテランに相談!
これらのポイントを参考に、自信を持って価格設定を行い、自分の価値を最大化してください。
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