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Tシャツの知識

2012 年 7 月 20 日 コメントはありません

Tシャツに関する知識をまとめてみたいと思う。

Tシャツは一種の編み物(ニット)である。編んだ生地を切り、縫製するのでカットソーとも呼ばれる。
話は逸れるが、編み物以外に織物と呼ばれる生地がある。織物とは縦と横の糸で織ったもの、鶴の恩返しで鶴が作っていた反物が織物の生地だ。
そして、編み物とは誤解を恐れずに言えば、一本の糸を編んで作った物だ。
編み物と言えば、女の子が好きな男の子のためにマフラーを編んだりすることを想像してしまうが、同じようにTシャツも細い糸を細かく編んで作っている。
1mmもいかないような細い糸を相当に細かく編んでいる。現実的に人間の手で作れる物ではないので、生地は編み機と呼ばれる機械で作られている。
つまり、織物で作る衣料品の歴史は長いが、Tシャツなどのカットソーと呼ばれる衣料品は近代になって作られ始めたと言える。
Tシャツと言えば安価な物を想像してしまうが、昔の人はTシャツを着ることは出来なかったわけだ。

Tシャツは様々な糸、様々な編み方、染め方をされて作られた生地を、様々な縫製を行うことで作られる。
もちろんその後にプリントして柄を入れたり、付属品を付けて付加価値を上げたりもするが、ここでは生地と縫製についてまとめようと思う。

・スパン(紡績)
植物繊維や動物繊維などの短い天然繊維を紡いで長くした糸。
・フィラメント
化学繊維などの長く作られた繊維を撚った糸。
天然繊維は短いためスパンしか作れないが(絹は除く)、化学繊維は調整できるのでスパンもフィラメントも両方作れる。

糸番手は数値が低いほど太い。
40双糸というと、40/2などと表記する。この場合40番手の糸を2本撚って作るので実際は20番手の糸と同じ太さ。2本撚ることで強くなり、しなやかさを残している。
番手表記は綿などで使う。840ヤード(768.1m)で1ポンド(453.6g)の糸が1番手。同じ1ポンドで倍の1680ヤードの糸が2番手。
40番手の糸は33600ヤードで1ポンドの糸。それを2本撚って作ったのが40双糸。
なお、糸が1本の場合は単糸と言って、20/1、20/-、20/sなどと表記する。
1番手=840ヤード=1ポンド
2番手=1680ヤード=1ポンド
40番手=33600ヤード=1ポンド

なお、合成繊維などではデニール表記を使うことが多い。
1デニール=9000m=1g
2デニール=9000m=2g
40デニール=9000m=40g
1番手=9000m=5314.88g=5314.88デニール
2番手=9000m=2657.44g=2657.44デニール
40番手=9000m=132.872g=132.872デニール

糸の処理の仕方(綿花を紡ぐ最終工程で丹念にコーマ通し/コーミングすること)でランクが分けられる。
・コーマ糸
不良部分を15-25%取り除いている。
・セミコーマ糸
不良部分を10%取り除いている。
・カード糸
不良部分を5%取り除いている。

編み方

・天竺編み(メリヤス編み)
もっとも一般的。裏表が違う。
・フライス編み
首や袖の「リブ」に使われる、強度も大変高く強い伸縮性のある編み方。
・スムース編み
フライス編みを2つ組み合わせた両面編みの別称。表裏どちらの面から見ても編目がなめらかで、多少厚みのある質感と、適度に抑えられた伸縮性が特徴。
・鹿の子編み
ポロシャツによく見られる表面に凹凸のテクスチャが出る編み方。プリントの際には天竺ほど色乗りが良くなくフラットに仕上がりにくい。
・目付けについて
編み方の密度のこと。甘い(ゆるい)、度詰め(きつい)などと表現する。

厚み

Tシャツだと1平方ヤード当りのオンス(oz)での重量表記が多い。
・3-4oz
薄手生地、価格もリーズナブルなものが多いですが、高品質の薄手素材もあります。
・5-7oz
一般的にヘビーウェイトと呼ばれる厚手の生地で、しっかりしたタイプ。
・9-13oz
スウェット(トレーナーやパーカー等)の生地で、12oz以上はかなり厚手の生地。
例:5.6oz(159g)/平方ヤード=約190g/平方メートル

生地の重量相互換算機(グラム/平方メートル⇔オンス/平方ヤード)


続きはこちらから

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Retinaディスプレイで考える画素数と解像度の関係

2012 年 7 月 17 日 コメントはありません

画素数、そして解像度。
一見すると同一に考えてしまいそうになるが、その関係はどうなっているのだろう?
ここでは目にすることの多いiPhone4Sを例に取って考えてみよう。

iPhone4Sのスペック表を見ると、ディスプレイの部分に「960×640ピクセル 解像度326ppi」と書かれている。
これはどういう意味だろうか?

まず、iPhone4Sのディスプレイサイズは3.5インチだ。だが、面積が3.5平方インチなわけではない。
一般にディスプレイのサイズを表す「インチ」は、面積ではなく対角線の長さである。
実際にものさしでiPhone4Sのディスプレイの対角線を測ってみると約9cmだった。1インチは2.54cmだから、9÷2.54=約3.5インチだ。
同じようにディスプレイの縦の長さを測ると約7.5cm、横は約5cmだった。
ピタゴラスの定理でいくと、7.5^2+5^2=81.25だから、約9^2で計算がほぼ合う。

おっと、cmだと日本人にとって分かりやすいが、スペックはインチ表記なので、再びインチにしておこう。
縦=7.5cm=約2.95インチ
横=5cm=約1.96インチ
面積=約5.78平方インチ

話を一歩進めよう。ピクセルというのはいわゆる画素数のことだ。「ピクセル=解像度」と勘違いしやすいので注意しよう
iPhone4Sのディスプレイは、縦に960ピクセル、横に640ピクセルである。
つまり、ディスプレイ全体で、画素数は614400ピクセルあるわけだ。

次に解像度だが、ppiというのは、PixelPerInchの略だ。つまり1インチの長さにいくつ点=ピクセルがあるか、ってこと。これはドット、dpi(DotPerInch)と呼ぶ場合もある(特に印刷業界)。インチ当りの密度と言える。
iPhone4Sは326ppiということなので、1インチ四方だと、二乗して106276ピクセルだ。
先ほど計算した面積は約5.78平方インチなので、106276ピクセルを乗ずると、約614275ピクセルとなる。
分かったと思うが、この数値は画素数の614400ピクセルとほぼ同じである。ものさしで測っただけなので誤差が出てしまっただけだろう。

逆に画素数と解像度からディスプレイのサイズを求めることも出来る。
614400ピクセル÷326ppi^2=約5.78平方インチ
√5.78=約2.4インチ/辺
2.4^2+2.4^2=11.52=約3.4^2
つまり、対角線は3.4インチ。0.1少ないけど、ほぼ合った。

これが画素数と解像度の関係である。
簡単に言えば、iPhone4Sの3.5インチサイズのディスプレイの中に614400個の点々が入っている。
画素数だけ言われても、密度(またはディスプレイサイズ)が分からなければ高解像度なのかそうでないのか判断が出来ない。

続きはこちらから

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Excelで作った表をGmailに貼りつける方法

2012 年 7 月 11 日 コメント 1 件

環境にもよるのかも知れませんが、Excelで作った表をGmailに貼りつけると罫線が消えることがあります。
表にはなっているのですが、罫線が見えないため、とても見えにくいですね。

1)Excelで表を作り、罫線を入れる

2)Gmailへそのままコピペするとなぜか罫線が消える

この問題を解決する方法が分かりました。

3)Excelの表をまずWordへコピペする

4)貼りつけたWordの表をさらにGmailへコピペすると罫線が表示される

これで解決です。

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FlashでGETクエリを取得し表示させる

2012 年 7 月 6 日 コメントはありません



初期化 | Flash文字切り替え | 何も表示しない

FlashのActionScriptでURLからGETでクエリ引数を取得し、それを表示してみましょう。

例えば、「http://www.hoge.com/hoge.swf?moge=%E3%81%BB%E3%81%92abc」というようなアドレスにアクセスすると、Flash上で「ほげabc」と表示される場合を考えます。
これを応用すれば、CGIやJavaScriptなどとFlashを組み合わせることが可能になりますね。

上記の例だと、FlashのActionScriptでは、「moge」という変数に、「%E3%81%BB%E3%81%92abc」という値が入ったことになっています。
あとはこれを表示してやるだけです。但し、空白でも自動的に「undefined」という値が入ってしまうので、ifで少し調整します。値がない場合は何も表示させないわけです。

これでmoge1というダイナミックテキストが配置された場所に、「ほげabc様、ようこそ!!」と表示されれば成功です。

ちなみに%から始まる文字列はURLエンコードされていますので、読み込むと日本語にデコードされます。
アドレスに日本語は使わないほうがいいので、エンコードしたアドレスを使ってください。

参考.flaファイルを置いておきます(CS5以上)。

以上ご参考にされて下さい。

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Flashの表示・非表示の切り替え

2012 年 7 月 4 日 コメントはありません

FlashのActionScriptでは、レイヤー表示に関するコントロールは出来ないそうです。
つまり、レイヤーを表示するかしないかをActionScriptで操作できないということです。
.swfを書き出す際に、レイヤー情報が失われてしまうのがその理由だとか。

では例えばボタンを押すことで表示・非表示を切り替えるにはどうすればいいのでしょうか?
それは、指定のインスタンスのvisibleをコントロールすることで解決します。
ボタンのActionScriptで、表示・非表示を切り替えたいインスタンスに「_visible」プロパティをつけるのです。_visibleが「true」なら表示、「false」なら非表示になります。

サンプルのActionScriptコードです。

このActionScriptを、フィールドに配置したボタンシンボルに埋め込みます。
そして、そして同じくフィールドに配置したムービークリップシンボルに「taiyo」というインスタンス名をつけます。
これでボタンをクリックすると、ムービークリップの表示・非表示が切り替わります。

参考.flaファイルを置いておきます(CS5以上)。

以上ご参考にされて下さい。

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