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固定IPを維持しつつ、v6プラスでネットを高速化する方法

2018 年 3 月 25 日 コメントをどうぞ コメント

自宅のインターネット環境は、NTTフレッツ光ネクスト+GMOとくとくBBの固定IPを利用している。
固定IPは主に自宅のVPNサーバに繋ぐ目的。
ところが最近、夜間のインターネットの速度が落ちて困っている。
早朝や平日の昼間だと速い時には下り400Mbps/上り300Mbpsくらい出るのに、夜だと数Mbpsくらいまで落ちることも..

ネットの情報でv6プラスが速くて料金も同じ、と聞くも、色々と使えないサービスがあってネックは「固定IP不可」。
それでずっと導入を諦めていたのですが、フレッツ光は標準で2セッションまで使えるとのことを今更ながら知ることに。
(ひかり電話ではない普通の)ONUからの配線をスイッチングハブで2つに分岐させ、2個のルータを使うことで、現状の固定IPを維持しつつ、v6プラスも使えるようになるようだ。
ただややこしい話なのだが、NTTに聞いたところ、v6プラスでIPoE接続の場合、フレッツ光のセッションの消費はないらしい。つまり、2つ目のプロバイダ(v6プラス)の方で、IPv6に加え、IPv4のPPPoE接続もできるようなのだ。
なお、繋ぎ方は色々あって、ここが詳しい。

現状のルータも割に良いのを使っているはずだが、最近のルータはアンテナや規格が増えたためなのか、古いパソコンとの相性が良くない。接続がよく切れる
ついでにもう1台、v6プラスに対応した別のルータを買ってもいいかなと思った。

GMOとくとくBBにもv6プラスがあるが、調べてみると市販のルータは使えないとか使えるとか、ドコモ光じゃないとダメだとか、PPPoE接続は開通後切断されるとか、情報が古かったりよく分からない。
どうせ2セッションにするなら、v6プラスのプロバイダも新しいのにしようと思い、色々調べた。
しかし単にプロバイダ料金だけだと儲からないのか、各社とも情報が少ない。出てくるのはフレッツ回線とセットの料金ばかり。

そんな中、@nifty光ライフ with フレッツは契約期間の縛りや事務手数料もなく、月額950円だけらしい。無料でv6プラスも使える
申し込みは電話番号0120-502-210から@nifty光ライフ with フレッツの申し込みと同時にできる。@nifty側でNTTのフレッツ・v6オプションなどの申し込みもやってくれるようだ。
ちなみに、v6プラスが使えない場合は、IPv6接続オプションになるらしい。

申し込みと同時に、下記のv6プラス対応ルータとハブを購入。これでいけるはず..

申し込みから数日でまず書面が届く。これはIPv4のPPPoE接続の情報。電話+ネット上での操作+クレジットカードの申し込みであれば即日これらの情報がもらえる。
ただ、実際にv6プラスが使えるようになるには、NTT側の情報や対応なども必要になるため、数週間かかる
v6プラスにすることで、混む時間帯でも50-100Mbps程度は出るようになった。
なお、IPv6で接続できているかの確認はここここからできる。

Enjoy!

追記(2018/06/23):
NTTの光回線は1つだが、上記に書いた方法で3つのインターネット接続に成功している。
以前から使っていたGMOとくとくBBの固定IP(IPv4)、そして新たに契約した@niftyのv6プラス(IPv6)、最後は同じく@niftyの通常の接続(IPv4)。
これだと光モデムから出たLANケーブルをハブで分岐し、2台のルータを使って4つのIPアドレスを使う形(v6プラスはIPv4のアドレスも持っているので)になる。
ルータが2台なのは、1台のルータがデュアルWANに対応していたからだ。ルータ1台で2つのPPPoE接続のセッションを張れる。
v6プラスを導入してインターネットの速度には満足している。最近のiPhoneだとWi-Fiは5Ghz MIMO(11ac)に対応しているから家庭内での通信も速く、混む時間帯でも50~80Mbpsくらいは出るからだ。
コストは新しいルータとハブの購入に1万円弱と、通信費月額プラス1000円くらいだった。

追記(2018/11/23):
引っ越ししてv6プラスがおかしくなったら一旦プロバイダで解除し、再度申請するといい。ただ解除に数日、再度繋がるまでにまた数日かかる。

追記(2020/02/19):
>以前から使っていたGMOとくとくBBの固定IP(IPv4)、そして新たに契約した@niftyのv6プラス(IPv6)、最後は同じく@niftyの通常の接続(IPv4)。
>これだと光モデムから出たLANケーブルをハブで分岐し、2台のルータを使って4つのIPアドレスを使う形(v6プラスはIPv4のアドレスも持っているので)になる。

上記を少し訂正します。
実際には、
・GMOとくとくBBのPPPoE接続の固定IP(IPv4)
・@niftyのv6プラスIPoE接続(IPv6+IPv4=トンネリング)
・@niftyの通常のPPPoE接続(IPv4+IPv6=デュアルスタック)
となり、合計5個のIPアドレスです。

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