Kindleで漫画を買ってiPhoneで読んでみた
今更ながら、電子書籍を体験しました。
海外生活が長かったので、私は日本語の本に飢えていた時期がありました。
古くは家族に買ってもらった本をEMSなどで送ってもらったりしていました。
さて、海外でも日本人の多い都市(例えば香港・上海・バンコク・クアラルンプールなど)には、日本の本屋さんがあり、日本語の本や雑誌が売られています。
とても助かるのですが、売られている本は非常に高価で、定価のおよそ1.3~2倍ほどの値段がついています。
それでも読みたい本は買っていました。
時代は流れ、考えたのは、所謂自炊の委託です。
BOOKSCANで一時話題になった、スキャンの代行のことです。
それも、スキャン代行業者に、ネットで買った本を直接送り、スキャンしてもらうって方法です。
当初は難しそうだったのですが、同じことを考える人は結構いるらしく、代行業者もそういったサービスを始めたようでした。
しかし、異様なほど待たされるようで、結局使うには至りませんでした。
それでも進まない日本の出版業界の電子化。既得権益には辟易してしまいます。
そんな日本にも黒船がやって来ました。AppleのiBooksとAmazonのKindleです。
黒船ショックで、本や漫画、雑誌の電子化が進んでくれれば、海外の日本書籍販売店やスキャン代行も必要がなくなります。
iBooksとKindle、私がぱっと見た感じでは、品揃えや価格に大きな差は感じませんでした。強いて差を挙げるとすればこんな感じでしょうか。
iBooks | Kindle | |
利点 | アプリが初めから入っていてスムーズに連携 | 色々なデバイスで読める |
弱点 | Appleデバイスでしか読めない | アプリから書籍の購入ができない |
そして、私が選んだのはKindleでした。早速以前から読みたかった漫画を購入してみました。
iBooksと、どちらに投資していくべきか悩んだのですが、色々なデバイスで使えるのはKindleの大きなメリットでしょう。
私はKindleデバイスは買わずに、iPhoneのKindleアプリを使いましたが、思った以上にサクサク読めました。
また、AmazonのKindleユーザーへのサービスとして、パーソナル・ドキュメントサービスというのがあります。
これは、自分でスキャンした資料などをメールでAmazonのクラウドへアップロードし、購入したKindle書籍と同じようにアプリなどで読めるようにするサービスです。
データは無料で5GBまでクラウドに保存されます。
これは使い方次第で非常に便利だと思います。自炊でスキャンした本もKindleを通じて読めるようになるわけですから。
日本の出版業界はもっと読者のことを考えるべきだと思います。
図書館で電子書籍を借りれるようになればいいのですが。でも流石にそれは著者にかわいそうですね。
Enjoy!
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