iPhoneで営業マンや子供の管理
iPhoneには高性能なGPSが内臓されているし、常時ネットに繋がっている。アプリも豊富だ。
これを様々な局面で利用している人は多いだろう。
iPhoneを営業マンに持たせている会社も少なくないはず。
これを営業管理に利用しない手はない。
今回は会社で営業マン一人一人にiPhoneを支給して、管理する方法のまとめ。
<目的>
・営業マンの居場所が知りたい
・会社支給のiPhoneへ勝手にAPPを入れたり、消したりされたくない
・必要と判断したAPPを簡単に全員へ共有させたい(規約上10台まで)
・業務効率化のためにiMessageやFaceTimeも利用したい
iPhone上で、通常のApple IDとiCloudはそれぞれ別のApple IDが使えるらしい。
従って、通常のApple IDは一台一台個別のメールアドレスを割り当てる(ただしパスワードは教えない)。
そして、iCloudは(別の)全員同じApple IDを使用する(当然こちらもパスワードは教えない)。
ただし、iCloudの「iPhoneを探す」以外はオフに設定しておくこと(でないと全てのデバイスでiCloudが共有されてしまう)。
さらに、機能制限を各iPhoneで設定する。
・「アカウント」の「変更を許可しない」。
・「iTunes Store」は「オフ」。
・「APPのインストール」、「APPの削除」、「APP内での購入」は「オフ」。
・「位置情報サービス」も「iPhoneを探す」を弄られないようにするため「変更を許可しない」。
これで同じApple IDでウェブ上のiCloud.comへログインし、「iPhoneを探す」を使うことで、各営業マンの位置が同時に把握できる。
しかしこれでは、業務上必要なAPPをそれぞれに都度入れないといけないので面倒だ。
<参考>
http://norirow.com/archives/6147
http://support.apple.com/kb/ht4213?viewlocale=ja_JP
通常使うApple IDも全員同じメールアドレスを使用すれば、APPの共有などができるが、そうするとiMessageやFaceTimeなどまでが共有されてしまい、メッセージのやり取りができなくなる(全員同時に着信してしまう)。
そこで、営業マンごとに、着信用と発信者用メールアドレスをApple IDとは別のに設定することで対応可能になる。
<参考>
http://www.ipod-podcast.jp/ipod_touch_4/pc/step06/m06.php
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1377799928
Store設定で、APPの自動ダウンロード設定もできるので、必要なAPPの同時導入、統一管理も簡単。いちいち都度入れなくてもよい(管理者が管理する一台か、iTunesに入れるだけでAPPが同期される)。
<参考>
http://www.appbank.net/2011/06/07/iphone-news/262029.php
http://www.appbank.net/2011/10/31/iphone-news/321334.php
http://support.apple.com/kb/ht4539?viewlocale=ja_JP
結論としては・・
・通常使うApple IDとiCloudは全てのiPhoneで同じメールアドレスを使う。こうすることで、APPの管理や居場所の管理が統一化できる(10台まで)。
・iMessageとFaceTimeにはそれぞれの営業マンの個別のメールアドレスを使う。こうすることで、それぞれのデバイス間でもやり取りができる。
・機能制限をかけることで、APPを勝手に入れたり、買ったり、消したりできない。居場所も隠すことができなくなる。
これは営業マンの管理以外に、子供へiPhoneを持たせる場合にも使える方法だと思う。
Enjoy!
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